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東京カメラ部2020写真展 Online Exhibition 総括

2020年9月20日~10月31日 Online Exhibition

毎年、渋谷ヒカリエで行われていた東京カメラ部写真展ですが、今年は残念なことにC0VID-19の影響でWeb展示になってしまいました。
僕は2014年にコンテストに入選し東京カメラ部の展示に初めて参加し、2014年末に10選に選ばれてから毎年参加させていただいてました。年に一度、日本中の写真家の友人と会える楽しみにしていたイベントでした。
しかしながら、この状況下で今年も Onlineで展示(2019年10選はリアル展示有)が出来ることになり、東京カメラ部関係者の方々には感謝しかありません。

昨今、僕に課せられた展示枚数は2枚なのですが、その2枚が何の関連もない写真を2枚並べることはしたくないので、毎回、何を出そうか迷います。
悩んだ結果、「自負と杞憂」というタイトルで着物女性ポートレートを2枚出すことにしました。それぞれの意味は以下の通りです。

自負:自分の才能・知識・業績などに自信と誇りを持つこと

杞憂:心配する必要のないことをあれこれ心配すること

常々、僕は「自負」と「杞憂」という相反するこの2つのことは、物事を成し遂げるにはとても大切な気がしています。
一流の成功者は一見、楽観的でポジティブ思考の人が多いと思われがちですが、実は神経質で心配性な人が多いと言われます。
自信があまりにもないと物事を推進出来ませんが、自信が有り過ぎてもそれが過信となり自分の足りていないことにも気が付けず、失敗します。
心配し過ぎるとそれはそれで物事を推進することは出来ませんが、適度な心配は配慮に繋がり、客観的に自分を見ることが出来、成功に近づけます。
つまり、「自負」と「杞憂」のどちらか一方ではなく、どちらもバランス良く所有することが肝要だと思うのです。少なくとも僕が知ってる成功者は
「自負と杞憂」を兼ね備えていますね。
そんな想いで「自負と杞憂」というタイトルにしました。

キャプションは以下の通りです。

「自負と杞憂」
自負は勇気を生み、憂惧は努力を生む
しっかりと見る、射るような視線。自負は勇気を生む。
何かの気配を感じ、ふと泳ぐ視線。憂惧は努力を生む。

190310西大路309
「自負」


190310西大路255PS
「杞憂」

写真展のサイトは以下になります。

僕のページは以下になります。


本当はこの2枚以外にもOnline Exhibitionにはポートフォリオとして写真を複数枚掲載することが可能だったのですが、その仕込の時期にPCが起動しないトラブルに見舞われ、PCを半月修理に出さないといけなくなり、ポートフォリオには掲載出来ませんでした。
その代わりにWeb展示の cotenで展示しましたので、まだの方は下記のリンク先も見て頂けると嬉しいです。


そして、その総括の note は以下になります。

では、また。

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