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Web展示「百合景」総括
2020年10月14日~10月28日 coten
この展示は2020年9月20日~10月31日まで行われたWeb写真展 「東京カメラ部2020写真展 Online Exhibition」と同時開催で行いました。
(2014年10選で探すと僕の写真が見れます。)
さてこの「百合景」というタイトルは分かる人には分かると思うんですが、恐れ多くも写真家・細江英公氏撮影による三島由紀夫氏を被写体とした写真集のタイトル「薔薇刑」(現在Amazonで中古で34,000円也)から考えました。男性同性愛者を指す薔薇族に対して、女性同性愛者百合族という言葉が出来たらしいことと、「刑」という前衛的な激しさはないので、作品に合った静かなイメージの「景」という同じ発音の感じを選び「百合景」としました。
ふたりをモデルにする撮影はひとりを撮影するよりも難易度が高いと思います。被写界深度のとり方、表情もポーズもふたり分をケアする必要があるので、この撮影が終わった時は吐き気がするほど憔悴しました(笑)
モデルさんもひとりより、ふたりの方が相手のこともケアして呼応する必要があり、大変なのではないでしょうか?
着物はモデルのひとりである琴音さんに提供してもらいました。
琴音さんはモデル兼、髪結い師兼、着付け師なので、この撮影では大活躍してもらいました。
もうひとりのモデルは、僕の撮影ではお馴染みの高田世莉菜さんです。
ふたりとも体当たりの表現で頑張ってくれました。ほんまに感謝です。
では、展示の中から抜粋します。
では、また。