非日常 2024年7月
46冊目となる非日常 2024年7月が完成しました。非日常プロジェクトとはその月に撮影したスナップ写真を一冊の写真集にまとめるというものです(縛りはRICOH GRⅢ&GRⅢxで撮影した写真だけで構成)。
このプロジェクトを始めた詳細は note 「非日常」プロジェクト始動 をご参照ください(非日常関連の記事は 非日常マガジンでまとめております)。
非日常 2024年7月 は BEATS に8月下旬から置いてもらう予定です。A4サイズ 72P 2000円(送料込み)で受注販売してます。
また、2021~23年のベスト版の「非日常 2021年」「非日常 2022年」「非日常 2023年」はそれぞれA4サイズ 144P 3000円(送料込み)で受注販売してます。「非日常 2021年」「非日常 2022年」「非日常 2023年」の展示での総括は以下のリンクからご覧ください。
各種SNSにてお気軽にお声がけください。他の月のバックナンバーについても受け付けています。
今月の表紙は長崎の ながさきみなとまつり での花火を観る浴衣姿の二人を撮影した写真です。花火だけを撮影するより、花火を眺める人々を撮る方が僕は好きです。やはり、人々の日常の自然な表情や仕草に惹かれます。何度か書いてますが、では何で「非日常」というタイトルを付けているかというと、その日常は撮った瞬間に過去のモノになり。それが何年、何十年もするともう戻って来ない非日常になってしまうからです。
今月の72ページは「長崎」「京都」「大阪」で構成されています。大阪・難波での写真は鷲﨑氏と Street snap photo session Vol.5 での写真も含まれています(下記リンクご参照)。後述の三枚目もnoteには掲載しませんでしたが、鷲﨑氏との Street snap photo session の時に撮影したモノです。
では、非日常 2024年7月 の写真集に入っている写真を少し紹介します。
この裏路地はとても狭い幅でした。そこにお誂え向きに猫がいたのでGRⅢxで撮影しました。やはり、野良猫は逃げてしまう可能性があるので、28mmのGRⅢではなく、焦点距離が40mmと長いGRⅢxで距離を稼ぐ作戦です。丁度、猫が座っている場所の黒いコールタールのような部分が猫の影がのよう見えるのが良いアクセントになっています。
道端で知り合いに挨拶をしているお二人を捉えました。雲が良い感じでしたので、敢えて人物は小さくして、空の様子を入れて撮影しました。実はこういう撮り方は10年前だとあまりしなかったんですよね。昔は人物にもっと寄って表情まで写し込むことを選択していました。何故、変わったのかというと人々の表情も大切だけど、町並みも大切だなと思うようになったからです。雲が良くないと選び難い構図ではありますが。。。
最近、良く観るバス停の広告です。ガラス張りとなっているので、暗い部分は周りの光景が反射します。この日は祇園祭で人々は賑わい、浴衣を着た女性が多かったのですが、丁度、暗くなった場所に浴衣の女性が立っていたので西洋的な広告と和の浴衣の対比を狙いました。右奥の良い場所にも浴衣姿の二人が歩いていたのも幸運でした。
僕は店先の水槽にいる魚がとても気になるタチなのですが、この水槽の魚達の影が不気味に見えたので、手前にあった提灯を前ボケとして入れて構図を整えました。人物の写真が多い自分としては、こういった非人物写真も頑張って行きたいところです。
では、また。
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