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AppleWatch+通常FaceID vs マスクOK FaceID

iOS15.4 beta版にてiPhoneでマスクを着用したままFaceIDでロックを解除できる設定が追加されました。

詳しくはこちら↓

私はApple Watchを持っていたためロック解除だけなら特に不便ではありませんでしたが、実際にアップデートして使ってみるとマスクOK FaceIDの完勝と言わざるを得ません。

理由はApple Watchとのセットでは出来なかった以下のことが全てできるからです。

1. App Storeなどの購入認証
2. パスワード入力の認証
3. iPhoneでのApple Pay認証

1,2に関してはAppのインストール時やwebでパスワード入力が必要なときにFaceIDでの認証が始まるのですが、これらの時はApple Watchは何も手伝ってくれずパスコード入力が必要になってました。

3に関しては"Apple Watchを使ってもApple Payを使えるので別に要らないんじゃない?"と思われるかも知れません。
しかしながらレジでiPhoneを既に手で持っている時はそのままiPhoneで決済してしまいたいですし、上着を何枚か重ね着しているときにわざわざ袖を少し捲ってApple Watchを出して認証するよりiPhoneをポケットから出して認証する方が手間が少ない時もあります。

まだbeta版のため普段使いしているiPhoneへのインストールは控えた方がいいと思いますが、正式版がリリースされたならiPhoneユーザーにとってインストールするのは必須になってくると思います。

注意点はこの機能を使えるのがiPhone12シリーズ以降のみという点です。
ハード面で12以前と12以降でフロントカメラが関わる部分での変更点は

1. A13のチップからA14のチップにアップデート
2. フロントカメラでのナイトモードとDeep Fusion機能、ドルビービジョン対応ビデオ撮影の追加

おそらくですがフロントカメラのDeep Fusionで画像合成が出来るかどうかがマスクOK FaceIDの有無を決めてる?気がします。
ハードウェア要因であればiPhone12以前のモデルに搭載されないのはしょうがないですね。

以上、マスクOK FaceIDは大変便利な機能だったというレポートでした。

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