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Wixのリダイレクトマネージャーが便利。
毎週金曜日更新のnote。
今回はWixの機能である「リダイレクトマネージャー」についてご紹介します。コツを掴めばかなり便利にサイト運用ができるツールですので、Wixを使ってサイトを運用する場合は活用することをおすすめします。
Wixのリダイレクトマネージャーが便利
ウェブサイトを運営していると、ページのURLを変更する必要が出てくることがあります。
例えば、
サイトのリニューアルでURL構造を変更する場合
記事のタイトルを変更する場合
複数のページを1つにまとめる場合
などです。
このような場合に、旧URLにアクセスがあった際に新URLへ自動的に転送してくれるのが301リダイレクトです。
301リダイレクトを設定することで、
ユーザーを適切なページへ誘導できる
SEOの評価を引き継げる
といったメリットがあります。
Wixでウェブサイトを運営している方は、Wixが提供する301リダイレクトマネージャーを使うことで簡単に301リダイレクトを設定できます。
Wixの301リダイレクトマネージャーとは?
Wixの301リダイレクトマネージャーは、WixのダッシュボードからアクセスできるSEOツールの一つです。
このツールを使うことで、
個別のページに対して301リダイレクトを設定する
複数のページに対してまとめて301リダイレクトを設定する
といったことが直感的な操作で簡単に行えます。
Wixの301リダイレクトマネージャーの使い方
Wixの301リダイレクトマネージャーを使うには、まずWixのダッシュボードにログインします。
そして、左側のメニューから「マーケティング・SEO」>「SEOツール」>「リダイレクトマネージャー」の順にクリックします。
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サイトメニューの「ページ設定」>「SEOベーシック」で”URLスラッグ(ページURLの最後の部分)”を変更すると「自動でリダイレクト」設定された場合は、「リダイレクトマネージャー」で設定変更や編集・削除することができます。
リダイレクトマネージャーのページが開いたら、「+新しいリダイレクト」ボタンをクリックし、以下のいずれかの方法でリダイレクトを設定します。
1. シングルリダイレクト
個別のページに対してリダイレクトを設定する場合に選択します。
旧URLと新URLを入力するだけで、簡単にリダイレクトを設定できます。
2. グループリダイレクト
複数のページに対してまとめてリダイレクトを設定する場合に選択します。
例えば、サイトのリニューアルでURL構造が変わった場合など、大量のページのリダイレクトを一括で設定したい場合に便利です。
旧URLのパスと新URLのパスを入力することで、該当するすべてのページにリダイレクトが設定されます。
Wixの301リダイレクトマネージャーを使うメリット
Wixの301リダイレクトマネージャーを使うメリットは、以下の点が挙げられます。
SEOの評価を引き継げる
旧URLで獲得していたSEOの評価を新URLに引き継ぐことができます。
これにより、サイトのリニューアルなどでURLが変わっても、検索エンジンのランキングに影響を与えずに済みます。
ユーザーを適切なページへ誘導できる
旧URLにアクセスがあった場合でも、ユーザーを新URLへ自動的に転送することができます。
これにより、ユーザーが「ページが見つからない」というエラーに遭遇することを防ぎ、快適なサイト体験を提供できます。
サイトの信頼性を向上できる
301リダイレクトを設定することで、サイトの構造が整理され、ユーザーにとって分かりやすいサイトになります。
また、検索エンジンにとってもサイトの構造が理解しやすくなるため、サイトの信頼性向上につながります。
まとめ
Wixの301リダイレクトマネージャーは、Wixでウェブサイトを運営している方にとって非常に便利なSEOツールです。
Wixでサイトを作成されている方は、ぜひこの301リダイレクトマネージャーを活用して、ページの構造を整理し、サイトユーザが迷子にならないように設定しましょう。それがSEO対策の強化につながると考えます。
以上、今週のnoteは「Wixのリダイレクトマネージャー」についてでした。
書いた人:岡田