ソフィとハウルを探しながら歩く
ジブリの中の男前ランキングって誰だろう?1位:アシタカ(もののけ姫)、2位:ハウル(ハウルの動く城)、3位:天沢聖司(耳をすませば)かなぁ。
アシタカはもう幼い頃から私の中でダントツの1位で殿堂入りだし、ハウルはイケメンなのに実はメンタル弱い、というギャップにやられ2位。しかも声が木村拓哉というイケメン無双状態。ちなみにハウルの髪型は絶対黒髪が良いな。金髪状態のハウルならランキングはもっと下だろうな...。3位の聖司くんは声が大好きな高橋一生だし、言わずもがなランクインだよな...。
そんなことを、コルマール(Colmar)に向かう前日のベッドの中で考えながら眠りにつく。コルマールはドイツの国境の近くにある、フランスの小さな村だ。
宿を昼前にチェックアウトし、パリ東駅へむかう。駅前のカフェで朝ごはん兼昼ごはんのサンドウィッチを食べる。
最近、どこのお店に入ろうか迷ったら、自然と赤のギンガムチェックのテーブルクロスがある店に吸い込まれている。あと、パリに来てから硬いパンに魅了されてる。フランスパン。あんなに美味しいものだったなんて...。噛めば噛むほど美味しいとはこのことだ。こんなに美味しいんだもん、そりゃあこの街の人はみんなフランスパン片手に歩くわ。
電車の時間まで駅構内のスタバで旅日記をつける。電車に乗り込み、ダウンロードしていたかもめ食堂をみる。日本で観た時は「シナモンロール食べた〜い」という気持ちになったが、今回は「おにぎり...あぁ...おにぎり食べたい...」となった。日本食がほんとうに恋しすぎる。
日本食に想いを馳せながら、約2時間半でコルマールに到着。18時。宿にチェックインし、荷物を置いてさっそくold townの方へ向かう。
【ここからが旧市街です】と書かれた看板を超えてから、ガラッと雰囲気がかわる。
か、
か、
かわいすぎる〜〜〜!!!!なんだこの街は...映画のセットではなく...人が住んでる街なのか...。
旧市街に着いた頃にはもう夕方で、観光客というよりは地元客が多い気がする。小さなベネチアとも言われているコルマールの運河に、傾いてきた西日がキラキラ反射している。
お腹が空いたので、夕飯を食べるお店を探す。パリで出会った日本人のおじさん(通称:北さん)に、コルマールに行ったらシュークルートを絶対食べな!とオススメされていたので、シュークルートが食べれるお店をGooglemapで探す。
「Le Comptoir de Georges」というお店にビビビと来たので、そこへ向かう。
運河沿いにある、ログハウスのようなお店。店内に入り、シュークルートとコーラを注文する。
はじてまして、シュークルート。茹でたてのじゃがいもと、厚切りのベーコン、ぷりっぷりジューシーなウインナー、そして下には自然発酵させた酸っぱいキャベツがたっぷり!なんでもシュークルートは、フランスアルザス地方の名物らしい。
このキャベツがほんとうに美味しくて、酸味が疲れたからだに染みる。ここのお店はお肉屋さんもしているみたいで、上に乗ってるウインナーやベーコンも別格に美味しかった。ひさびさに肉肉しいものを食べた気がする。
ごちそうさまをして、宿に向かう。帰り道、虹が出ていた。コルマールは小さな街なので、今日は早く休んで、明日ゆったり回ることにする。
翌朝もゆっくり起きて準備して、11時に宿をでる。今日もまた、旧市街へ向かう。あの看板を超えて別世界へ向かう。
最高だ...。
お昼は"LA TERRASSE DU MARCHE"という市場の中にあるピザ屋さんに来た。ここで出てくるピザはアルザス風のピザで、薄いパリパリした生地にサワークリーム、ベーコン、玉ねぎが乗ったもの。一人前というには超どデカサイズなものが運ばれてきたので えっ と思ったけど、ほんとうに薄い生地なのですんなり食べれた。薄い生地のピザ大好きえへへ。
あとここで頼んだペットボトルのレモネードがめちゃくちゃ美味しくて、帰り道にスーパーでまとめ買いした。(店だと1本300円だけどスーパー60円だったのよ)(まとめ買いしちゃうよね)(あと店員の少年が美しすぎてめっちゃ見惚れてた)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?