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「適職の結論」のメモ

「あっちの企業の方がいいかもしれない」という移り気も、「このまま、今の会社にいていいのか」という不安も、情報があふれているばかりに生まれるものです。

情報があふれているために移り気になり、不安になる。それは他人軸で生きているということ。他者に左右されない「自分だけのものさし」がないから、情報の波に呑まれてしまうのです。

「今の会社が嫌だから」といったネガティブな理由、あるいは「もっと給料が欲しいから」といった短絡的な理由ではなく、「じんせいの目的に近づけるかどうか」という価値判断で転職を考えあれるからです。

今の会社に残るにせよ、転職するにせよ、希望するキャリアを実現できるかどうかは人生の目的が定まっているかどうかにかかっています。
仕事を通じてそれに近づいていく。手段としての仕事を突き詰め、どんどん精度が高まっていく。それこそが自分の「天職」です。

自分が本当は何をしたいのかが見えていない人に、自分の天職が分かるはずもありません。天職とは、探し求めて見つけるものではないのです。

一貫性のないキャリアを歩んでいては、結局は何者にもなれません。仕事を通じて大きく成長し、成功を収めていきたいのなら、やはり一定の方向性に沿ってキャリアを積み重ねていく必要があります。




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