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3つの提案が効果的な理由
取引先との交渉や、社内でのプレゼン提案などでは
3つの提案を作ることをおすすめします
その理由は、「相対比較」と「ハイエンド」によるものになります
【理由1:相対比較】
人は異なるものを比較するのではなく、似た案を比べてどちらがいいのか?
を優先に考えてしまうからです
A:希望案
B:Aの対案
C:希望案の劣化案
まず、A案とB案だけの場合
選考者は当然にその内容を比較しようとします
なので、希望案が選ばれるのは、その時の状況などに左右されます
ここに、希望案の少し劣化案のC案を入れてみます
そうすると、相対性の心理が働き
B案を無視して、A案とC案を比べてしまうのです
そして、そこには明確な差がありますので、
A案の希望案が選ばれることが多くなるのです
比較項目が2項目しかありませんが、それでも3案比較の方が
A案を選んでしまう心理がわかると思います
【理由2:ハイエンドの追加】
価格と機能の比較はとても迷ってしまいます
なので、その選択される割合は、およそ半々に分かれることが多くなります
ここにハイエンドの商品を追加してみます
これにより、希望案を選択してしまう心理がわかるのではないでしょうか
まとめ
無意識に比較してしまうことや、悩んだら真ん中を選ぶことは
よくあることです。
そして、それは相手が意図してやっているなと
解ったとしても、そう感じてしまうものです。
人が不合理な生き物だということを実感できる瞬間です
なので、希望する提案するときは、おくすることなく
3案作成することが効果的になります