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脳科学からみた「やる気」の出し方①

運動だけでなく勉強でも仕事でも何でもそうですがやりたいやろうと思っているとわかっていてもなかなかその1歩が踏み出せない人が多いようです。

私のとこにも定期的に治療を受けながらも

「運動はしたいんですけど…」

「運動しないといけないのはわかってるんです…」

と言うクライアントさんが多数いらっしゃいます。

今回はそんなやる気はあっても実際に行動に移せないときの対処法をいくつか紹介します。

まず前提にやる気があっても実際行動に起こせないパターンとして2つの状態があります。


1つは仕事や他のやるべきことが忙しくて新たにやろうとすることに着手できない。


もう一つは何もやることがなくてダラダラとしていて脳が完全にスリープ状態になっている時です。

「脳」という器官は体重の2パーセント程度の重さしかないにも関わらず、体全体の20パーセントものエネルギーを消費します。


プロの棋士は1回の対局で3キロも体重が落ちるともいわれていますので脳がどれほど大食い器官かがわかります。

脳は他の臓器に比べ、エネルギー消費量が非常に大きいのです。


筋肉や臓器など他の器官もエネルギーを必要としますから、大食漢である脳にばかりエネルギー供給するわけにはいきません。

そのため、脳には、外部からの「刺激」が少なければ活動を抑制するようになっています。

つまり脳には「省エネ」の機能が携わっているのです。



つまり「やる気が出ない」というのは、脳の活動が低下し「省エネモード」になっている状態といえます。

約250万年という狩猟採集時代という人間の食料が簡単に手に入らなかった時代を生きてきた人類にとって、脳のエネルギー節約機能は生命を維持するためにとても重要な機能だったのです。

ではそろそろ実際に「やる気」がない時のスイッチが入れ方をご紹介します。

その前に一本パーソナルやってから…

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