2024年9月 FP2級を受験して 反省点と収穫
みなさん、こんにちは!
Webライターのマーです。
今回は2024年9月8日に受けたFP2級試験の体験記を書いていきます。
自分自身の振り返り+FP試験の合格を志している仲間への情報提供という意味で、反省点と収穫をまとめてみました。
FP2級を受験した理由
①お金の知識を得るため
そもそも、私がFPを受験した一番の理由は、お金の知識を得て、自分の身を助けたからです。
例えば、休職中の傷病手当金。
自分が病気休職になった時に、傷病手当金について調べた結果、
「どのような状態になったら、どれくらいの金額を、どれくらいの期間で?」
というのがわかりました。
「へぇ~」とともに、「知らないと損だなぁ」という思いが・・・。
そして、祖母が介護給付金をどうたらとか・・・
当時加入していた生命保険の解約返戻金がどうたらとか・・・
教員を辞めたら、厚生年金(共済)から脱退して国民年金に加入するとか・・・
休職中はやたら、お金の情報に敏感になっていました。
先行きが不安・・・というのもあったと思います。
そんなこんなで、「お金の勉強をしよう!」と思ったのです。
FPを受験する前に、日商簿記を受験しました。
「なぜ?」と思うかもしれません。
休職初期、お金に不安になった私はロバート・キヨタケ氏の「お金持ち父さん貧乏父さん」という本を読み、「簿記の考え方っておもしろい!」「株式投資を始めるなら、簿記は学んで損はないかも」と思い、簿記からお金の勉強を始めました。
1ヵ月で簿記3級を合格、2級は撃沈。
しかし今、帳簿付けができたり、損益計算書や貸借対照表を読めるのは、簿記のおかげです。
簿記で学んだ株式投資や税金の計算などは、FPの学習にも生かされています。
FPから話が少し逸れましたが、何はともあれ、私がお金のこと学ぼうと思ったのは、私を取り巻く環境(病気休職)と一冊の本がきっかけでした。
(私の休職については👇のマガジンから読めます)
②金融系のライターになりたい
簿記やFPの学習をするたびに、
「この知識を多くの人に伝えたい!」
「お金について学ぶ価値を伝えたい!」
と思うようになりました。
私は休職の後に教員を退職し、その教員経験を生かして教育系の記事を書くWebライターになりました。
それに加えて、お金の知識を伝える金融系のWebライターにもなりたいと思いました。
FPの学習でお金の知識を学びながらアウトプットできる点、
自分自身の事業や資産形成を充実できる点、
金融系の記事は報酬単価が比較的高めな点は、
金融系Webライターの魅力だと思います。
FP2級に向けての勉強方法
FP3級をCBT試験(簡単に言うとオンライン試験)で合格して、次の2級試験まで45日。
突貫工事的に毎日2時間、学習しました。笑
もちろん、ライター業もやりながら。
それでも、合格できそうなところまでこれます。
ここからは、そんな私が実践した勉強方法を紹介します。
①テキストの読み込み
テキストは👇滝澤ななみさんの「FPの教科書」を使いました。
ノートにまとめるとかはなく、ひたすら読みました。
テキストを読むときに意識したのは、「実際の生活場面を想像すること」です。
例えば、公的保険や相続関係は自分の家族を想像して読みました。
不動産関係も普段使っている道や生活圏にある建物を思い出しながら読みました。
そして、「今週は保険分野」「次週は金融分野と税金分野」というように週単位で学習する分野を決めたり、「寝る30分前からテキストを読む」というように時間を決めたりしてテキストを読み込みました。
②FP勉強におすすめの「ほんださん」の動画
Youtubeに「ほんださん / 東大式FPチャンネル」というFPの学習に特化したチャンネルがあります。
私は、ほんださんの動画を繰り返し視聴しました。
よく理解できている箇所は少し早送りしたり、重要な箇所は一時停止してメモをしたりして学習しました。
ほんださんのは要点を整理して教えてくれるので、私にとって強い味方です。
ちなみに、簿記やライティングの学習にもYoutube動画をフル活用しました。
無料で何回も視聴できる利点を生かすべきだと思っています。
③「過去問道場」で問題演習
「過去問道場」という素晴らしいサイトがあります。
過去問道場は過去の試験問題をオンラインで解けます。
しかも、紙に印刷する必要はなく、ウェブ上で問題を解いて採点までしてくれます。
さらに、分野別に問題を指定をしたり、難易度を指定したりして問題に取り組めます。
私は問題集を買わず、この過去問道場でひたすら問題を解きました。
おかげで、頻出問題や要点がよーく見えるようになりました。
FP2級受験の収穫点
お金をかけずに学習はできる
FPの学習でお金を使ったのは
テキスト代
受験料
の2つのみです。
あとは、ほんださんの動画と過去問道場。
すごい時代です。
教員時代にふと思ったのが、
「教師より優秀な教え手、教科書より優良なコンテンツが溢れたら、教師の役割はこれから変わる」
小学校教員は学習の基礎を教えるのでまだ役割はありますが、専門性が重要な中学校教員・高校教員はYoutuberに負けてしまうのでは?
と、私は強烈な危機感をもったのを覚えています。
時代に合った学び方・教え方が重要ということですね。
学習以外の準備も大切!
学習以外の準備も大切だと感じました。
特に試験当日の準備です。
9月は猛暑日も夕立もまだあり得る時期です。
飲み物やタオル、折り畳みの傘が必要です。
試験会場は冷房が効いていますが、私は冷房のほぼ真下で受験しました。
そんなことも想定して長袖の羽織るものを持ってきた自分は、とてもエラかったですね。笑
試験会場までの経路も確認しましょう。
私は電車で乗り継ぐ必要があったため、路線・番線・時刻をメモし、最悪の場合タクシーを使えるか否かも確認しました。
受験後の反省点
曖昧にしない
FP試験に限らず、よくわからない箇所って曖昧にしがちですよね?
本当はすぐに調べて対応するのが1番なのですが・・・。
私は結構ほったらかしにしてしまいました。
焦らず1つ1つ確認すべきでした。
突貫工事過ぎた
50日以下の学習期間では、結構きつかったです。
かといって、学習期間がもっとあったらあったでエンジンがかからなかったようにも思います。
いずれにせよ約50日の学習プランでも工夫すれば何とかなりますが、突貫工事過ぎて理解が浅い箇所もチラホラ・・・。
「あと10日あったら・・・」
というのが正直なところです。
学習して損はないFPの知識
FP試験を受けて後悔は全くありません。
使った時間、費用以上に得るものが大きいからです。
合否はともかく、保険や金融、税金に関する言葉がよくわかるようになり、お金との向き合い方も変わってきました。
「わかるから思考停止にならない。考えられる。」
この感覚は生きていく上で大切です。
教員時代、子どもたちにも「わかるからこそ、考えられる」と伝えていました。
仕事に結びつかない可能性はありますが、人生をよりよく生きる教養にはなります。
受験する価値は大ありですよ。
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