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家計簿はつけた方が絶対にイイ【15年以上つけて得られた3つのこと】

こんにちは!

Webライターのマーです。


皆さんは家計簿をつけていますか?

僕は社会人になってから家計簿をつけ、かれこれ15年以上。

最初は市販の家計簿を購入して手書きで書いていましたが、途中からはエクセルでつけています。

今では家計簿アプリも多数あり、利用している人も多いでしょう。

今回は家計簿を15年間続けた結果、得られた3つのことを紹介します。

「家計簿をつけても苦しい・・・」
「面倒で家計簿をつけるのをあきらめた・・・」
「お金のことを考えたくない」

と、家計簿に挫折した経験がある人は、ぜひぜひ最後まで読んでいただきたいです。

もちろん、家計簿をこれからつけ始めようとしている人も。


家計簿をつけて損になろうはずがありません。(イチロー風)


①自分の生き方と幸福感



家計簿をつけると自分の金銭感覚がわかってきます。

・何にお金をどれくらい使いたいのか?
・どれくらいのお金で満足できる生活なのか?

自分のお金に対する考え方が見えてきます。

少し哲学的にいうと、己を知ることができるのです。
(怪しい宗教みたい笑)

己を知るということは、「どう生きたいか?」という生き方そのものを考えることにつながっていきます。



さらに言えば、「幸せとは何か?」「満足な生活とは?」といった、人生の幸福感の話に至ります。

(ここまでくると完全に怪しいですね笑)


僕の場合、家計簿をつけていなければ、幸福度や満足度が低い人生を送っていたとはっきり言えます。

家計簿をつけていたからこそ、自分の金銭感覚を知り、何に幸せを感じ、満足するのかを理解できるようになってきました。


家計簿には、人生観や幸福感を良い方に変える力があるのです。


自分が何にお金を使いたいかがわかると、何に使わなくて良いかも見えてきます。

例えば、食べる・観るにお金は使うが、洋服や医療にはお金を使わない。

旅行にお金は使うが、日々の食事にはお金を使わないといった感じです。


これらは完全に生き方や幸福感の問題で、家計簿1つでこれらの問題が解決していきます。


②節約・倹約はケチではない



家計簿をつけると、「何が削れるか?」という発想に多くの人はなります。

「食費を削るとしたら何ができるか?」
「固定費を削減するために、何を解約するか?」
「満足度を下げずに旅行の費用を抑えるにはどうするか?」
「パパのお小遣いを減らそうかしら?」

節約・倹約思考ができるようになります。

これだけでも家計簿をつけている意味は大アリですね。


ただ、節約や倹約という言葉から「ケチ」という言葉をイメージする
人もいると多いと思います。


僕はそうは思いません。

節約や倹約は、立派な生きる手段であり生き方であり、満足度を失わずにお金をよりよく使う一つの効果的な手段に過ぎないと僕は考えています。

お金の使い方をセーブする意識はありますが、使うべきところではしっかりお金を使います。


節約・倹約は「ケチ」ではなく、必要なことにお金を使うという至ってシンプルな考え方だと僕は思います。



ちなみに節約と倹約には微妙な違いがあります。

節約: 必要以上にお金を使わないように工夫し、生活費を抑えること。

生活全般において、無駄な支出を減らすという意味で使われます。

例えば、食費を減らすために安い食材を選んだり、光熱費を節約するためにエアコンの温度設定を工夫したりすることなどです。

倹約: 節約と似ていますが、さらに「質素に生活する」という側面が強い。

物を大切に使ったり、必要以上の贅沢を避けたりする意味が含まれます。

倹約は少し厳格なイメージがあり、慎重にお金を使うという考え方に近いです。

簡単に言うと、節約は無駄を減らすこと倹約は質素な生活全般を指すという違いがあります。


家計簿をつけ続けるとと、「必要なものと必要なお金で幸せに生きる」といった考えがより明確になり、洗練されていきます。


③家計簿を軸とした戦略的な生き方



家計簿をつけることで見えてくる自分の生き方。

そして節約・倹約の考え方。

これらを軸にした戦略的な生き方ができます。


家計にも予算を

家計簿をつけると予算を立てることができます。

僕はまず1週間に使う費用を把握しました。

すると主に食費や交際費が中心であることがわかりました。


次に1ヵ月に使う費用を見ます。

すると、今度は家賃や水道光熱費、通信費やサブスク代など毎月の固定費が見えてきます。

ここまでくると、1ヵ月に使うお金のほとんどを把握でき、節約できそうなお金が見えてきます。


「自分は1ヵ月にいくらかかるのか?」


皆さんは答えられますか?

僕は食費、交際費、家賃、水道光熱費、ガス代、通信費、サブスク代が1ヵ月にいくらかかっているかがわかります。

なんなら、ガス代といった時期によって変動するお金も、「2月は〇〇円で、8月は〇〇円くらい」と把握しています。


そして、1ヵ月の費用が見えると、1ヵ月の予算を立てられます。

1ヵ月の予算がわかるだけで、黒字家計にグッと近づきます。

単純に12倍すれば1年間の費用(予算)もだいたいわかります。


つまり、家計簿つけると「自分が1年間に必要なお金」がわかるのです。

これが家計簿をつける最大のメリットだと僕は思います。


自分に必要なお金がわかると家計を戦略的な生き方ができます。

・自分の1年の生活費、つまり1年の予算はどれくらいか?
・この予算で満足度は高かったか?
・どれくらい働けばよいのか?
・1年トータルで黒字家計を作るにはどうしたらよいか?

まさしく、家計簿で己を知る状態になります。

これから家計簿をつけようと思っている人は、次のサイクルになるまでつけ続けてほしいと思います。

家計簿をつける
⇒自分のお金の使い方がわかる
⇒自分に必要なお金がわかる
⇒予算を立てる
⇒予算内で満足度高くお金を使う
⇒常に黒字家計で人生を楽しむ



企業のお金思考を家計に


家計簿をさらに進化させて、企業のお金思考を取り入れると、さらに家計がよくわかります。

企業の財政(お金)を表すものは、損益計算書貸借対照表の主に2つです。

損益計算書は、収入と費用から売上と税金を算出するシートです。

家計簿はこの損益計算書に近い性格があります。


一方、貸借対照表は企業の財政状態を示す重要な財務諸表です。

特定の時点における企業の資産、負債、純資産の状況を一覧で表し、企業の財務状況を把握するために使用されます。

この貸借対照表を家計にも取り入れ、家計の資産、負債、純資産が見えるようにします。

詳しい説明や作成の仕方は省略しますが、貸借対照表を作ると家計の健全性がわかり、家計が苦しいのか、余裕があるのかがわかります。


負債なしの健全な家計を



資産は、現金、預貯金、株式、不動産(家、土地)など。

負債は、借入金(住宅ローン、カーローンなど)、奨学金の返済金など。
(厳密に言えば、クレジットの買掛金も含まれますが、あまり気にせず)

純資産は、資産から負債を引いたもの。


私の貸借対照表は、

・資産 現金、預貯金、株式、投資信託 
・負債 0
・純資産 資産が純資産の状態


車なし、住まいも賃貸なのでローンがありません。

家計でも事業でも借入金はありません。

また、奨学金の返済も終えたため、負債はありません。


負債(借金)がない状態は、精神的にものすごく楽です。

資産を増やせば増やすほど、心にもお金にもっと余裕が生まれる状態ですし、考え方によっては自分に必要な分のお金を稼げば良いという発想にもなります。

ここから先は個人の考え方の問題になりますが、借金は家計を圧迫する大敵ですので、借金なしの健全家計をまずは目指しましょう。


いかがでしたか?

家計簿を15年間つけ続けた結果、お金だけではなく、自分の幸福度や節約や倹約の視点を得られました。

さらに私の場合は、簿記・FPの知識を得たことで、より健全な家計をつくれました。

まずは、ご自身のやりやすい方法で家計簿をつけ、1年続けてみてはいかがでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

スキやコメント、よろしくお願いします!

それでは、また。


お金に関する僕の体験をいろいろ書いています。
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マー @webライター×二毛作ブロガー
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