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Teamsで同じフロアにいて「ちょっといい?」と話しかけるあの感覚を再現する

この記事は緊急事態宣言アドベントカレンダーの49日目の記事です。これ含めてあと3日。

緊急事態宣言でフルリモートワークに突入して、リアルでちょっと声かければ話せる状況にあったのが、そうできずにもどかしい思いをしていた/している方もいるのではと思います。

そんなとき、あっという間にある界隈で広まったのがDiscordでした。チャットと言えばテキストチャットという前提を持っていたのでボイスチャットという機能は新鮮でしたね。

そして冒頭のあの感覚はこの話。

Discordはボイスチャットに会話するまでの準備の手間が圧倒的に小さいのが特徴で、(実は誰かが先に入っていると入りづらいことはあれど)ボイスチャットを部屋や場所に見立てて「誰かがいると認識できる場所に入っていって喋りかける」という体験がオンラインで再現できます(ボイスチャットに入ったとき、出るときの音を変えられるともっと演出できるんだろうけど。西部劇のスイングドアの開閉音に変えたい!)

という感じで、オンラインオンリーの環境で足りない部分がどこかというと「その場所に移動する」「その部屋に入る」という感覚じゃないかと。移動せずにあっちこっちのオンラインミーティングを秒ではしごできるのがオンラインの良いところではあるけど、まったくないと寂しく感じちゃうみたい。

で、冒頭のTeamsの話になりますが、じゃあ会社の仕事でもDiscordでやればいいじゃないという話もあると思いますが、往々にしてかっちりした業務向けツールでないとダメ!みたいな会社もけっこうあるんじゃないかな。

というわけで、Teamsで「その場所に移動する」「その部屋に入る」という感覚を再現するひとつのアイディアというのがこの記事です。

どうやるかというと、本当に簡単でちょっとしたことだけど、チャネルを自席としてつくる。これだけ。

たぶん、Teamsだとチームを自分が所属する組織でつくっている人が多いんじゃないかな(本来は仕事の単位だけど)そしてリアルも自分が所属する組織のエリアに自席がある人が多いんじゃないかな。この感覚をつなげるように、Teamsのチームとチャネルで再現します。

実際、こんな感じ。分報みたいな感じで自分用のチャネルつくって席って名前にするだけです。

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そうすると、チャネル=自分の席感が出ます。「チャネルに入る」=「自席に移動する」みたいな感じ。

さらに、Teamsはチャネル内のスレッド上にTeams会議(オンラインミーティング)をつくれるので、こんな形で常時開放感のある名前をつけて、つくりっぱなしにしときます。

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そうすると、自分以外の人は、話したいことがあるときにふと自席まできて話しかけるということが、チャネルに入ってTeams会議に参加するということで再現できるわけです。

TeamsはチャネルでTeams会議が開催されているかどうかがひとめでわかるので、自席にいるかいないかもすぐにわかっちゃいますね。

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ってやると、Discordのふらっとボイスチャットに入って話すということがTeamsでもある程度再現できるんじゃないかなと思います。今回、自席でチャネルをつくりましたが、給湯室とか、ロビーとか、喫煙室とかそんなチャネル名でも同じような演出はできるかもしれませんね。

というわけで、オンラインにリアル感を出すひとつの小技でしたが、もし、(お固めに)Teamsをつかっていてオンラインでもうひとつ砕けた感じが欲しいなら、ぜひこの小技を清涼剤代わりにやってみてください!

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