見出し画像

#19 観光地ランク1万人が1,000円落とす?1,000人が1万円落とす?

2018(平成30)年6月8日

観光地とは

観光地は3階級に分かれる。
【A級】
北海道、沖縄、京都など(全体の1%)
・観光地の強者。マスプロモーション(強者の戦略)が可能

【B級】
〇〇百選(99箇所ライバルがいる)、交通の要衝(客に刺さらない)など

【C級】
その他、多数

A級以外の99%(B級とC級)は、弱者。
弱者は「弱者の戦略」で戦わないとダメ。
それは、コアプロモーション。
特定の人に刺さる場所、景色、文化で勝負する。

マーケティングには「4P」という戦術がある。
Product(製品)・・・コアファンを喜ばせるストーリーや品々
Price(価格)・・・値引き勝負は厳禁
Place(流通)
Promotion(販売促進)・・・コアファン向けの雑誌やコミュニティ、ウェブサイトなど

評価してくれる人にだけ響くオンリーワンのポジションが重要。

また、観光客が増えるだけではダメ。
集客し、集金できる観光地にならなければ。
つまり、お客さんが喜んで財布を開けてくれる状況を作る。

新規客の獲得は、リピーターの5倍の費用が掛かるとされている。
客単価を上げたり、ピーク期の穴を埋めたり(例:GW期間中の平日)する方が、効果的である。

3代目ネタ帳

本を読んだメモですね。

A.1万人に1,000円を払ってもらう(強者の戦略)
B.1,000人に1万円を払ってもらう(弱者の戦略)

という問題があるが、
これに「購入頻度」も考慮するのであれば、

A.1万人に毎年1回、1,000円を払ってもらう
B.20人に毎週1回、1万円を払ってもらう

という問題になる。
これが、弱者の戦略。
海外のお客様も考慮し、商品を洗練する必要がありますね。