42:The Time
「11時26分」
皆様はこの時間を見て何を感じるだろう。
このnoteを読んでる方はワールドワイドな方が多いという統計が出てるので、おそらく東京からタヒチへの移動時時間、ないしはシドニーに行って少しお釣りが来る時間だなんてお思いだろう。
申し訳ないですが、そうではない。
僕にとっては、
半年前に落として壊れた時計の針が示す時間なのです。
この時計で気に入っているのは正円の貫通穴で数字を表現しているところなのだが、そんなのいくらでもあるとお思いでしょう。
重ねて申し訳ないですが、そうではない。
金型で成形しているのはわかってるのに、
ボール盤を使えば気合いで貫通穴を空けれそうなところだ。
※ボール盤とは回転する刃物を材料に向かって下げていくことで穴あけ加工を行う工作機械である。
量産品に想いを馳せながら、
勝手に穿った工程を考え妄想にふけこむ。
独り身メーカー社員の醍醐味です。
ただ、そんな妄想よりもっと好きなのが「11:26」という絶妙な時間だ。
世界で一番好きと言っても良いかもしれない。
まずは「平日の昼」
もう少しでランチというワクワクもありつつ、もうひと仕事できる時間も残っている。
「平日の夜」では、
まだ終電間に合うぞという感覚もあれば、自宅にいるのなら、あと4時間は夜更かしできるという余裕すらうかがえる。
「土曜日の昼」場合、
王様のブランチで「ほえ〜行ってみたい!」と思わずこぼしてしまう時間帯だ。その後は近所で過ごしてもいいし、遠出も出来るであろう。未来は明るい。
「土曜日の夜」の11:26はもう無敵だ。
何をしていい、世界は僕のもの。
「日曜日の昼」は寝てます。
「日曜日の夜」はガキ使見てます。
ごらんの通り、
走・攻・守、全て兼ね備えた、僕の大好きなイチローのような不動の時間帯である。
ん?
イチロー、、、、、?
イチと、ロク、、、、?
大好きなイチローを
言い換えると
1時6分。。。?