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【学生応援】 自分のデザイン、説明できる?

こんにちは!モチヅキユウヤです!
突然ですが、みなさんは自分が作った作品を隅々まで説明できますか??

なぜこの色なの?
どんなコンセプトなの?
誰がターゲットなの?

先生にそう突っ込まれると、黙り込んでしまう後輩ちゃんたちをたくさん見てきました...(かつての僕もそう)

今回は、グラフィックやアートを専攻する学生が陥りがちな課題点と解決策についてお話しします!

なぜデザインを解説できないのか

まず、デザインを学び始めた学生がぶち当たる課題として考えられるのが「なんとなく作っちゃった」です。

学生は先人のデザインを見て、手法を作品に落とし込みます。しかし、たまにデザインの本質を理解しないまま模倣してしまうことで「視覚的にはカッコいいが、なぜこのデザインか説明はできない」作品が生まれてしまいます。

そもそもデザインとは、「カッコよさ」より「わかりやすさ・使いやすさ」を追求する考え方です。それぞれのデザインによって伝えたい魅力やメッセージ、状況が違うので、そのまま真似するのは少し注意が必要なのです。

例えば「日本」をPRしたいとなったとき、和柄日の丸のデザインを取り入れることは考えられますよね。だって日本の文化や象徴なんだもん。

でも、「カフェ」の広告に和柄日の丸のデザインが取り入れられていたらどうですか?「え、この和柄は何?」ってなりますよね。先生たちはその部分を聞いているのです!

たとえカフェの広告に和柄が使われていたとしても、「このカフェは抹茶が売りなんです!」とか「店内に座敷席があります!」とかなら和柄があっても納得できますよね。

これと同じことが配色やフォントなどデザインに含まれる全ての情報に言えるのです。

デザインが説明できる作り方

ではどうやったら説明できるデザインが作れるのか。

それはズバリ下調べをしろ!!!!

デザインをするときは「誰に何を伝えるのか・どんな意味やルーツがあるのか・何を促すのか」など、扱うものを理解してから表現に落とし込みましょう。

「抹茶が人気だから」という根拠からデザインを考えれば和柄を使ったことをしっかり説明できますよね。それどころか、抹茶から連想される深い緑やほろ苦さ、明朝体のフォントなど使える要素が見えてきますよね。

なのでいきなりデザインソフトを立ち上げるのではなく、調査をすることがデザインのスタートなのです!これは超大事!!!!


以上!自分のデザイン、説明できる?でした!!!

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