就活に失敗して気づいたこと(その1)
こんにちは。
前回のnoteでは簡単に自己紹介しましたが、その中で少しだけ私の仕事のことに触れましたので、今回はそれに関連したこととして、就職活動に失敗して気づいたことを書き綴ろうと思います。
今回のnoteはこれから就活をしようとしている学生さんに是非読んでいただきたい内容です。が、決して考えを押し付けるものではなく、そういう考えがあるんだという気づきのきっかけになれば良いなと思います。
前置き長くなりましたが、私は就活に失敗しています。しかも2度。それらの失敗から随分時間経った後に自分の人生を振り返る機会がありました。改めて自分の就活の時のことを思い返すと「こうしておけばよかったな」と気づいたことが2つありました。
色んなことに興味を持つこと
何になりたいか、ではなく、何をしたいかを考えること
その中で今回は「色んなことに興味を持つこと」に焦点を当てようと思います。
「スポーツ関係の仕事」のイメージ
私はスポーツ関係の仕事に就きたいという思いからスポーツを専門とする大学に進学しました。なぜスポーツ関係の仕事に就こうと思ったのかは自己紹介の記事を参照ください。
スポーツ関係の仕事というと、皆さんどのような職業をイメージしますか。例えば・・・、
・プロスポーツ選手
・指導者、コーチ
・スポーツジムで働く人
・学校の保健体育の教員
・スポーツメーカーで働く人
といったところでしょうか。私が大学生の時に抱いたスポーツ関係の仕事はまさにそのようなイメージでした。
当時の私は大学で体育やスポーツについて学ぶ他、サッカークラブでコーチをし、塾講師のアルバイトもしていました。これには当時の私なりの理由があり、スポーツに関わる仕事をするなら「スポーツの指導をする現場で働きたい」という考えがあり、そうしたことから、指導の経験を積み、それらを活かして就活しようと考えていました。要は、普段からアルバイトで将来(就職)に繋がることをやれば、上手く就活できるでしょう的な考えを持ち学生生活を過ごしていました。
・・・。
何と甘い考えでしょう。
考えが浅はかすぎて、ホント恥ずかしいです。
もしタイムスリップできるなら、学生時代の私にこう言ってやりたいです。
「興味があることでも無いことでもいいから、とにかく色んなことにチャレンジしたほうがいい」
ここで言う「色んなこと」とは、私の場合は「スポーツ」や「指導」のこと以外のことを指しています。
「人は知っていることしか、見えない」
今の世の中は新型コロナウイルスが感染拡大して思うような行動ができませんが、例えば新しく何かを始めることでもいいですし、映画を観ることでもいいですし、友達と会って話すことでもいいですし、何でもいいと思います。
とにかく色んなことに興味を持って触れたり取り組んだりすることで、就活する時の幅、つまりは自分自身がこういう職業に就きたいと考える時にその職業の選択肢をたくさん持つことができるようになると思います。
ここで大切なことは、何もやっていないのに「興味が無いこと」と決めつけるのではなく「やってみる」ことに価値があるという考えを持てるかどうかです。
最近ある本を読んでいてこんな言葉と出会いました。
興味の無いことや知らないことをやることはとても勇気がいることだと思います。ただ、それらをやらずして切り捨てるのではなく、少しでもいいのでその世界に触れてみてください。そうすればきっと興味の幅が広がるかもしれないですし、それ自体が自分自身に合わなかったとしても、その世界のことをほんの少しだけ知ったことになると思います。時間が経った後、その時の体験が活かされるシチュエーションに出会うかもしれません。
私は「スポーツ関係の仕事がしたい」という強い思いを持って就活をしましたが、(めでたく)大学院へ進むことになりました。こういう仕事に就きたいとこだわりを持つこと自体は悪いことでは無いと思いますが、一方で自分を苦しめることになるかも知れません。
このnoteを読んでいただい学生さんが、色んなことに挑戦して、成功も失敗も経験した上で、その上で「この仕事がしたい!」と思えるような職業に出会えることを祈っています。