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エルプフィルハーモニー・ハンブルク -2

Elbphilharmonie Hamburg

この建物は既存の煉瓦作り倉庫の上にまるでガラスの王冠のように大きなスリットを開けて、乗っています。
外壁のガラスには凸凹の綾がほどこされていて、また不定形の開口部と合わさって、
建物全体に光の具合による様々な表情を演出する工夫がなされています。

既存の建物との間の大きなスリット部分がメインのエントランスになっていて、ラウンジやカフェもあり、そこからデッキに出るとハンブルグ全域を望む事ができます。

大きなスリット

内部は矩形の部分はあまりなく、空間は有機的に繋がっていて、また、ウッドや煉瓦を多用した仕上げでゆったりと暖かく、人々のコミュニケーションに最適な環境を与えています。

曲面が折り重なっています
高い所、低い所。暗い所、明るい所。
照明の配置も面白いです。
額縁の様な窓から眺める港は、動く絵画のようです。
シュパイヒャーシュタット 倉庫街 (世界遺産)

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