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1年、
思いのままに綴っているため、直接的、支離滅裂な表現等ご了承ください。
あの日から、1年が経った。
宝塚歌劇団の団員の1人の尊い命がこの世を去った。
ずっと、忘れることなんて無かった。
昨年の9月30日。月が綺麗な日だった。
ニュースを見た私は信じられなかった。
何かのデマかと思った。
でも、どんどん情報が詳細になり、誰かが分かった時には信じたくなかった。
好きな組だった。娘役の中でも特に好きだった子だった。
Xで彼女の名前が挙げられているのを見て苦しかった。
彼女の双子の妹が、心配で仕方なかった。
私は、亡くなった彼女の妹が大好きだった。
きっかけをくれたのはよく似た姉で、2人の事を応援していた。
2人の太陽のような笑顔、パワーのある歌声が大好きだった。
2人とも、これからの組を支える存在に違いなかった。
でも、どう悔やんでも帰ってこない。
会見等で明るみになる信じたくなかった事実に目を背けたくもなった。でも、それを受け入れなければならない。
歌劇団側の心無い対応に失望した。
劇団員を守るための行為。でも、亡くなった彼女も、妹も1人の劇団員だった。
妹が声明を出した時、辛かった。
1年経った今も言葉にできない思いが頭の中を駆け巡っている。眠れない日も、涙を流す日もあった。
舞台関係を志す身として、このまま目指していいのか、と自問自答を繰り返すこともあった。
歌劇を好きでいいのか、と思うこともある。
でも、今も夢を届けてくれる人達がいる。
嫌いにもなれなかった。
自分の思いが1つになることは無かった。これからもずっと答えのない問いを繰り返していく。
私たちファンは、現実を受け止め、祈ることしかできない。
どうか、宝塚歌劇団だけでなく、全ての劇団が声をあげられる環境になりますように。
二度と、このような事が起こりませんように。
笑顔が素敵な彼女たちに思いを馳せて。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。