Google検索結果に絞り込み/関連商品が表示される指名キーワード例と傾向(随時更新)
検索まわりの仕事柄、Google検索結果の変化を見るのが大好きです。別記事ではこれまで、メーカーや型番を含まない一般キーワードで検索結果に絞り込みが表示される事例をまとめてきました。
このnoteでは、メーカーや型番に依存する指名キーワードでも絞り込み表示の事例が増えてきたので、備忘録として記しておきます(随時更新)。
同じニーズの高い商品指名キーワードでも、「絞り込み」と「関連商品」パーツが両方表示されるケースは少なく、どちらかが表示されるケースが多いようです。また、シリーズ商品が多くてもショッピング広告枠のみで関連商品枠が表示されない場合もあるようです。
絞り込みが表示される指名検索キーワード事例
絞り込み表示の場合、「冷蔵庫」「テント」などの一般キーワードと同じくそのカテゴリにあって種類が異なるものの候補が表示されています。
iPad、iPod
Apple Watch
macbook
playstation
ルンバ
fire HD など
1.iPad
2.Apple Watch
3.macbook
4.playstation
5.ルンバ
6.iPod
7.fire HD
関連商品が表示される指名検索キーワード事例
関連商品はページ下部に表示され、PC版右上のショッピング広告枠とは異なります。Amazonの商品スペック比較表のように、関連商品との比較できるパーツになっているため検索した指名キーワードのシリーズ商品をはじめ、別メーカーの類似商品も比較対象に含まれているのが特徴です。
iPhone
Switch
PS4、PS5 など
1.iPhone
2.Switch
3.PS5
4.PS4
絞り込みと関連商品が表示される指名検索キーワード事例
割合としては稀ですが、こちらのキーワードでは絞り込みと関連商品がどちらも確認できました。
1.AirPods
2.amazon echo
関連商品の比較をクリックしたときの検索キーワード傾向
これらの関連商品ブロックで比較をクリック(タップ)した場合、下記のような検索結果に遷移します。
もともとの検索キーワードvs比較したい商品名をベースに再検索が行われるので、「vs」で指名ワードを挟んだ検索キーワードとなるようです。
Googleの検索機能として海外版から日本版にテスト実装されることが多いため、キーワードによっては遷移先の検索結果上位が日本のサイトや動画ではないケースも見られます。
ここはひとつヒントになりそうですね。
現状の傾向として、シリーズ商品が多く購入ニーズの強い商品指名キーワードで実装が多いように感じています。
話題性があっても、「GoPro」「oculus」「airtag」「tile」などでは今回の調査で絞り込み・関連商品のどちらも表示されていませんでした。
絞り込み表示のある検索キーワードが分析できるツール
2022年7月追記)この記事を最初に投稿した2021年時点よりも、2022年7月現在ではより多くの検索結果に絞り込み表示が増えたように感じます。
自力で探す以外に、抽出できる分析ツールも見つからない状況でしたがSE Rankingでは分析できることがわかりました!個人的にとても助かります。
※「タイプでの絞り込み」としてキーワード数が表示されます。画像はadobe.comを対象としたサンプルです。
強調スニペットやPAA(他のユーザーも行った質問)はもちろん、レビュー・レシピなどの構造化データ関連もカバーされています。AhrefsやSEMrushにないところでは、DMCA関連の除外キーワード数や検索結果に電卓が表示されるキーワード数などもありますね。
SE RankingはAhrefs・SEMrushと比べて低価格ながら機能が豊富で見やすいので、仕事でさわる時間を増やしていきたいなと思います。
細かいけど事例多めの検索関連記事を書いています
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