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私が書くを始めた理由

私は書くことは特に向いていないと思ってます。
言葉で伝えるのも未だに下手で。
順序立てて上手く話せないとか、もっとこう言えば良かったのになと思ったり。

たぶん、だからこそ、何か書くことをやってみようと思ったのかもしれない。

自分が意識をして書くことを何かしようとしたのは、小学校の高学年くらいからだったと思う。

まずは、「アンネの日記」に出会ったこと。

これは、第二次世界大戦下の残酷で悲惨なユダヤ人迫害を受ける中で、隠れ部屋で身を潜めながら、そして捕らえられて収容所で彼女が亡くなるまで、それでも前向きに生きた日々を綴られた日記で、末尾には彼女の創作した物語や、たぶん詩もあったかと記憶しています(違ったらすみません)。

これを読んだ時、こういう形で自分の足跡が残せること、表現できることって、すごいなと思った記憶があります。

アンネの日記については、諸説言われてたこともあったけれど、やはり彼女自身が書いたものだろうと結論づけられているようで、私も読んでみてそうだと思っています。

それともう一つ。

小学校の頃は、やっぱり私は日本育ちの日本人なので、日本の邦楽に慣れ親しんでいたのだけど、今みたいにPCで検索して探すっていうことがまだ出来るわけもなく、ラジオから流れる好きな曲の歌詞を知りたくて、スピーカーに耳を寄せて一生懸命歌詞を書き起こたり、ピアノの弾き語りの本を買ったり。

色々な歌い手の色々な歌詞を目にするようになると、こんな風に歌詞作れたらいいな。どうやって思いつくんだろう?って思ったり。

そんなことから日記を書いてみたり、ポエムなのか詩なのか歌詞といえるのかわからないような拙い言葉を画用紙や紙の切れっ端に書いたり。

これが私の「書いて表現する」の始まりでした。

その甲斐あってか、今ではオリジナルの曲も作ってみたり、アプリがきっかけで声劇や朗読の台本を書いたり、そんなことをするようになっています。

今のところは、オリジナル曲は閃いた時にしかつくれないので、声劇とか朗読の台本とかを良く書いています。

ただ長文はやっぱり得意じゃないので、ブログとか、このNOTEのように、何か書き綴ることは出来ても、内容の詰まった長い続編で綴られたストーリーなんていうのは到底思いつかなくて、短い声劇や朗読になります。

そんな短いストーリー(場面)しか作れない私ですが、想像して創造するって、表現するって、本当に楽しいなと思っています。

いつか、作った声劇のストーリーや朗読をここでも投稿してみようかと思います。たぶん自己満足な世界になるでしょうが、短いストーリーならあるんです。

その時はぜひ、読んでもらえれば嬉しいです。

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