読書備忘録:図解でわかる企業価値評価のすべて
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※ これは私個人の意見であり、会社の公式見解ではありません。
本の概要
この本を読んだ理由
株をやっていて、適正価格をどのように算出すれば良いかわからなくなったため
この本はM&A実務のために書かれているが、トレーダー向けの本でピンとくる本がなかったため
本を読んだ際の知識
簿記2級を取得しており、少しは会計を理解している
「バリエーション」と聞いても、どのように算出するのか検討がつかない
株を買う際にPBRやPERを見ているが、他にどの指標を見ればいいのかわかっていない
全体の感想
ベータ値や年間回転数などの、普段は飛ばしてしまう指標の意味を確認でき増田
「細かい指標の定義」や「どの手法を採用するか?」など、人の裁量に委ねられる部分が多いことがわかりました
一般株主が上場きぎょうの企業価値を評価する場合、マーケットアプローチを用いるしかないように感じました
本の備忘録
第2章 企業価値評価を理解するための基礎知識
にわとりを例に、「マーケットアプローチ」「インカムアプローチ」「コストアプローチ」の概要を簡単に説明しています。
素人にも例え話がわかりやすかったです。
第3章 マーケット・アプローチによる評価と実際
これまで競合他社の株価は確認してましたが、株式回転数は確認できていませんでした。
年間回転数(回) = 出来高の合計 / 発行株式総数
親会社の株式保有比率が高い場合に回転数が低くなりやすく、回転数が低い場合は株価が実態から乖離しやすいです。
ベンチャー企業を評価する際には、赤字の企業も多いため、売上高倍率を用いることがあります。
理解するために追加で読んだ記事のメモ
非支配株主持分について
PBRの定義について
https://www.sc.mufg.jp/learn/terms/p/261.html
PBRの分母を総資産と勘違いしていたため、定義を再確認した
第4章 インカム・アプローチによる評価と実際
割引率を算出する際に、銀行金利の場合は金利が割引率だが、事業価値を算出する場合は期待投資利回りが割引率となります。
理解するために追加で読んだ記事のメモ
第5章 コスト・アプローチによる評価と実際
簿価と時価の差額を把握し、純資産の時価で企業価値を測定します。
個人の感想ですが、一般株主が時価を測定するのは困難だと感じています。
また、PBRが1倍を下回る場合の見解が興味深かったです。
第6章 価値評価を行う際の留意ポイント
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