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読書備忘録:なぜ人と組織は変われないのか

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※ これは私個人の意見であり、会社の見解ではありません。


本の概要

本を読んだ際の前提知識

  • マネージャーではなく、ピープルマネジメントは職務に入っていない

  • データアナリストとして働いており、「ビジネス部門の人たちにデータドリブンに動いてもらう」「ビジネス部門の人たちにSQLを書いてほしい」など、人に動いてほしい場面がある

  • JTC・外資系・10人以下の会社など、いろいろな会社で働いた経験がある

この本を読んだ理由

  • LayerXの松本勇気さんが推薦しており、純粋に気になったため

全体の感想

「頑張っているつもりが、自分を変えることができない」という人には推薦できます。
前提として、自分を変えたいという意欲が必要ですが、、

個人的には、自分を変えるよりも技術を学んでいくフェーズなので、あまり刺さりませんでした。

備忘録

こういう人、JTCに多い印象です。

部下に逐一うかがいを立てさせるのは、自分が最も正解を知っていて、替えの効かない人材だと感じたいという、裏の目標を達成するために他ならない。大勢の新しい人たちと一緒に働くようになったばかりだったので、とりわけそういう思いが強かったのだろう。なにしろ、新しい部下のなかには、買収前の会社で「最も正解を知っている人間」を自負している人たちもいたのだ。

初版 P57

前提として、人や組織を変えるためには自発的なモチベーションが必要

この教授たちのように「なにかできるはずだ」という思うがあってこそ、グループは集団レベルの"変革を阻む免疫機能"をみんなで検討できるのだろう。

初版 P120

マネージャーとして活躍するためには、「自分よりうまく仕事ができる人」の登場を喜ぶ心持ちが必要。

「以前よりメンバーの能力を引き出せるようになったのは嬉しかったのですが、ショックなこともありました」 (中略) 「光り輝くチャンスを与えると、部下はそれまでより質の高い仕事をやってのけました。つまり、誰よりもうまく仕事ができるのは私だと思っていたのは、間違った思い込みだと思い知らされたのです。」

初版 P171

読み飛ばした項目

5章と類似の事例だったので、第6章以降はいったん読み飛ばしました。

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