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春への手紙
ようやく歌詞のついた曲を人が歌ってるのを聴けるようになってきた。とはいえまだうるさい曲はちょっと耳触りでこの辺流すくらいなんだけど
ようやく歌詞つきの音楽が聴けるようになってきたなあ……まあこの辺からだけど
— m_um_u (@m_um_u) June 29, 2020
… 変わらないもの - Studio Live by 上白石萌音https://t.co/ZDZ2xHDxPt
それもついたさっきくらいで、さっきまではずっとこれを流してた。日曜の午後か夕方くらいからか。ようやく「生活をはじめてもよい」というようになってからずっと
昨日やっと音楽くらいは聞いてもいいぞとなってからずっとこれ流してた
— m_um_u (@m_um_u) June 29, 2020
… スティルライフ haruka nakamurahttps://t.co/qRct4I0QHo
haruka nakamura がいつの間にか新譜出してたんだなあ。そしていまの気分にちょうどよい。
「still life」
「まだ生きることは続いていくし生活は続いていく」「生きていくんだよ」ということ。
ルルをなくして立ち直りかけのときもその言葉が頭の中に通奏低音してたけど。あの頃はもっと暗い曲をしばらく聞いてたのかな。野崎良太(jazztronik)のピアノインストの。それくらいしか聞けなかったんだよな。あるいはクラシックとか教会音楽とか。
こういうときはまだ心の肌が剥き出しみたいな状態だから外部の情報が痛く感じる。なにかメッセージ性のあるものとか自分の思考と逆のものとか。なのでネットもしばらくみないようにしてた。Twitterなんかも。歌詞のある曲もそう。
んでも haruka nakamura のこのアルバムはちょうどいまの気分ぽい。気分ていうか気持ち。ひとつひとつの曲がいまのような状態のなかで生きること、生きていくことを、その情況のひとつひとつをイメージさせてくれる。言葉を載せてなくても、あるいは言葉を載せてないからこそ自分のイメージが限定されず載せられる。
春からの電話 by haruka nakamurahttps://t.co/WNx4G7KcN3
— m_um_u (@m_um_u) June 29, 2020
たとえば何年か後のこの季節に、ぼくは君のことをまた思い出してるのだろうか。今日のように涼やかな風の吹く草原で。
そのとき君は、気持ちの良い場所で、気持ちよく遊んでるのだろうか。あるいは安心して昼寝などをしながら。
そうやってふとした瞬間に君のことを思い出せたならそれは君からの電話のようなもので、君はそのとき、ぼくになにを伝えるのだろう。
気を使う君のことだから、いまはもうこんなにしあわせだよとか、そういうことしか話さないのかもしれない。
でも、ぼくはあのときのことを思い出して、君にあんな苦しい思いをさせたことを謝るのだろう。 あるいはそんなことを忘れてしれっと君との会話のしあわせに浸ってしまっているのか。
そうなるのがこわい
けれど君は「それも自然なことなんだよ」と許してくれるのかも。僕はまたそんな君の優しさに甘えるのか
ルルを埋めたところの隣に君を埋めた。
君にとっては誰だか分からないだろうけどじきに一緒の家族だとわかるだろう。でも君もルルも気が強いからなかなか打ち解けないかも。気が強いというか、内弁慶で甘えん坊なところが似てるのか。性別は違うけど。
そうなると却ってふとした瞬間に打ち解けるのかもしれない。最初のうちはお互いに失礼のないように距離をとりつつ、ちょっとしたことに共通点を見つけて。
そうやって打ち解けたうちにぼくの悪口なんかも出て、ぼくはそのくらいのネタにされるくらいでちょうどよいのかも。
この曲とあの草原の風の中で君の名前がようやく分かった気がした。
春の風、あるいはその風を受けてたなびく稲穂のようなそういった含意のある名前になっていただろう。君の真名は。 あるいはグリナというその名前自体が。
春とはいってもいまはもう初夏だからすこし時節は違うのだけれど。初夏といえば薔薇で、君の場合はそういった含意も似合うかもしれない。白バラやモッコウバラのような。 すこし棘があるところが気の強い君に似ていて。 失敬、「気が強い」わけではないのだよな。「相手が失礼なだけ」だ。
嗚呼… こうやって自分に都合の良い手紙のようなものをつくってしまって、君の気持ちを勝手に代弁する気持ち悪さを見せてしまった…。ほんとはもっと別のことを思ってるのかもだし、ほんとはこの日記ももっと別のことを書くつもりだったんだ。
くーたも動物病院につれていって血液を検査に出したよー、とか、これでとりあえず「やることはやった」からブリーダーのおばさんに注意できるねー、とか。その後のブリーダーのおばさんの反応とか。それがブリーダー業界だとふつーなんだろうけどにんげんとしてどうなんだろうねー、とか。
まああまり攻撃的なことは書きたくないのだけど。「自分への責任意識の免罪符として他人を責めるの?」という気になるから。
だから彼女にも攻撃的にならないように「こうしてくれると猫たちもアンシンできるんじゃないでしょうか?」みたいなことを提案したけど。全頭検査は費用とかから無理なんだろうけど、こうも続いて被害がでてるんだったらせめてフルクリーニングとか乳離れ段階での隔離の徹底をするとかそういうちょっと調べればわかるようなこととか…。
嗚呼…また大して伝えたくもないことで長くなってしまった。まあ説明的な事柄だからそうなってしまうのだけど。彼女のことは語ってるだけで損な気になるからあまり言わないでおこう。もっと些末で愉快な話がしたい。
そうは言いつつペット保険のことも検討してることは言っておくけど。もっと早く検討すべきだったのだけどこの機会に。これからちょっとしたことでも病院に連れて行って診てもらうことにしたから。その準備として。
まあくーたはあの通り健康そのものという感じなんだけど、なにがあるかわからないし。右の鼻づまりとか目やにとかも。その辺も今日相談して目薬をだしてもらった。前のインターフェロンと違ってケンタマイシンとかいうの。常温で良いらしい。 まあくーただからはげしく嫌がって手がかかるんだけどね。君と違って。 君も嫌だったのかもだけど力がまだ足りなかったのか。あるいは我慢してくれてたのか。
くーたは相変わらずで、きょうもすぐに裏返ってお腹と ω 見せて寝てたり、ニューバランスの箱を気に入って入ってたりしたよ。あるいはその箱そのものをおもちゃにして、ネズミおもちゃを入れてじゃれたり。 いまはそういうのもある程度満足したみたいでようやく静かになった。
さっきは取り込んだNクールのベッドマットの上で快適そうにピクピクしてたよ。
(ヽ´ω`)…ぐっすりやないか pic.twitter.com/oOIHaEoVhk
— m_um_u (@m_um_u) June 29, 2020
まあ君としては「失礼でがさつなアイツ」ということで聞いててあまり愉快な話でもないのかもだけど。もうちょっと君が大きくなって、体重的にもくーたに対抗できるようになってたらちょうどよいコンビになってたんじゃないかと思うんだ。まあその頃にはふたりの役割は決定してて、君は「あまりアソビに興味を示さないやつ」というポジションになっていたのかもだけど。 ぼくとしてはできれば、そのくらいには君も安心してアソビに参加できるようになって居てくれたらなあと想っていた。あるいは最初の頃のように元気に割り込んできてくれればと。
「そうしたかったけどだんだんとおっくうになっていったんだ」
…そうだね。その頃にはもう身体が不調を来していたのかもね。 ごめんね。すぐに気づいてあげられなくて
いまはもうからだも軽くなって、自由に飛び回れてることを祈るよ。
ちょうどあの雲みたいに。 あの雲と青空のように。
君のしっぽはほんとにりっぱで、あの雲の全体のようなものなのかも。
なんかおかしな言いぐさだけど、くーたが空を眺めてるのを見て想ったんだ。グリナみたいだなあって。
そうだね。ふわふわのグリナのしっぽみたいだね
— m_um_u (@m_um_u) June 28, 2020
とかも思ったりはした。勝手だけど https://t.co/V4dpKDjNTa
雲と青空の様子が君を想わせたのかもしれない。君に青は含まれないけど、なんとなく、君のイメージとして青と白のような気がする。 だから君の真名には「青」のイメージも加えないとね。まあ勝手な思い込みかもだけど
なんかいろいろ勝手なことばっかしゃべってしまって悪かったね。なにか異論があったらまた連絡をください。 異論がなくてもよいのだけど。こっちから連絡するかもだけど。
そうそう、君の居ない部屋はなにか静かだよ。君自体は静かだったのでなにか不思議なんだけど、急にくーたが猫語しかしゃべらなくなったような感じで、あるいは君との生活の中でも猫語だけだったように思うのだけど、くーたとだけだとこちらが独り言いってるような気になるんだ。
あと寝るときとか、テレビ台の上とか、そういう所々に君の影を感じる。
あるいはまだそこに居てくれてるのかな
それだったらすこしアンシンだけれど、気を使ってそうしてくれてるなら、それが支障をきたすようならほどほどにしてくれていいよ。ぼくとしては大歓迎だけど。
じゃあ、また
何かあったら連絡するよ
何もなくてもかもだけど
君の方からもいつでも連絡してきてください
(追伸:この日記のタイトルは「スティルライフ」と「あくる日」のはずだったのにこんなことになってしまった。でもこれが一番ふさわしいのだろうね。 些末なことだけど