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長襦袢の襟芯について

有料ですが最後まで読めます。

ここでいう襟芯とは
着付けの時に使うプラやメッシュの襟芯ではなくて
仕立てる時に使う襟芯のことです。

長襦袢の襟芯は三河芯を利用していましたが
便利な接着芯を使ってはいけないという理由がないような気がするので
今現在、色々試し中。

英えり芯というのがありますよね。
バイヤスにカットされていて馴染みがよいらしいです。
お仕立ての際に、職人さんに渡しておくと
おそらく、地衿の中に入れて仕立てることが多いと思います。
ただ、何度も洗濯するとやはり柔らかくなってくるそうです。
中に入れなくても、長襦袢の襟の外側につけて
その上から半襟をかけることも可能なので
そうすることで、襟芯交換もお値段的に安くすむかと思います。

洗濯しても、柔らかくならない素材の接着芯なら
襟芯を交換する費用もかからないのになぁって考えますよね。

それで、実験しています。
↓水通し済の地衿生地に接着芯(10×10cmを斜め使い)をつけて1回洗濯したもの。

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1回の洗濯での感想。

834はプラ芯不要かも(バッグを作る時に使うような芯です)
003は柔らかめで厚みが欲しい人向き
004は003よりはハリがある
400は三河芯に近い
2195薄くてハリがある

そもそも、834以外はプラ芯が必要かなぁという感想です。


それから、英えり芯のような、バイヤスカットの布芯が欲しい場合
↓こういう感じでカットすれば、簡単にできます。
長いものが欲しい場合は、120cm幅くらいの芯を買うと良いです。
地衿に貼り付けて使いたいなら接着芯を。
英えり芯のように、取り替えつつ使いたい場合は
接着剤のついていない芯(フラシ芯というのかな)を。

おおよその計算なので、間違っていたらごめんなさいね〜

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