※保存版※アメリカでパスポートを盗まれてから帰国するまで。
アメリカでパスポートを盗まれた方へ!!!
(アメリカじゃなくても大体一緒だと思いますが)
実際にサンフランシスコでパスポートを盗まれた私が、当時の経験を基にして、帰国するまでの流れをまとめた記事です。
盗まれていない方も、いざというときのために知っておいて損はない情報をギュッと詰め込みました。
州や時期によって対応や仕様が異なる場合もある&私の経験則でまとめているので、あくまでも安心材料程度にしていただければと思います❤️🩹
基本的には各在外公館の指示に従ってください🙇♂️
ちなみに私自身の話はコチラ↓
↓さて、この目次がやることの一連です↓
タイトルだけでいいので覚えておいて欲しいです💦タップするとその項目に飛べるので、必要な情報に飛んでください!
1️⃣と2️⃣は順番逆でもいいと思います。
私は個人旅行だったのですぐ頼れる人がいなくて焦りましたが、ツアーの場合は添乗員さんや現地の旅行会社のヘルプデスクに連絡してみてもいいのかもしれません。
0️⃣アメリカの在外公館&お金に困ってる時の連絡先
以下の外務省のサイトに、アメリカの在外公館一覧と連絡先が載っています。まずは最寄りの在外公館を確認してください。
また財布も盗まれて手持ちのお金も無い場合は送金方法についても、教えてもらえます。私は、ウエスタンユニオンジャパンという国際送金のキャッシングサービス機関を紹介してもらいました。
📞日本国内からの場合:0034800400733
📞海外からの場合:+61292269554
(結局、一緒にいた友人からお金を貸してもらったので利用しませんでしたが・・・。)
1️⃣最寄りの在外公館に連絡する
最寄りの在外公館に連絡して状況を伝えると、
・「帰国のための渡航書」発行について
・海外送金について
・帰国までの流れ
を教えてくれます。(2️⃣〜6️⃣のことです)
基本的に旅行の場合は、「帰国のための渡航書」という、帰国するためだけのパスポート代わりの書類を在外公館で発行してもらい、それをパスポートの代わりにして帰国することになるようです。
なので「帰国のための渡航書」では、海外を周遊することや帰国してからすぐに別の国に行くことはできないのだそう・・・😭
また、在外公館が教えてくれるはかわからないですが、以下2点は、早めに知っておきたかったと思ったことなので、一応聞いてみるといいかもです。教えてくれなかったとしても、なる早で解決しておくと後で気持ちが楽になります。
・証明写真はどこで撮れるか
・身分証(パスポート)が無いけどホテルはどうやって確保すべきか
2️⃣警察を呼び、ポリスレポートを発行してもらう
警察を呼び、盗まれたときの状況と何が盗まれたのかを説明します👮♂️(ホテルであればフロントにお願いすると呼んでくれるはず。)
そうすると、こちらの説明に基づいて、以下のようなポリスレポート(紛失・盗難届を出したという証明書)を書いて渡してくれます。
ポリスレポートは、「帰国のための渡航書」発行手続きだけでなく、
・帰国するための航空券の日程変更時
・帰国してからの保険申請手続き
の際にも必要です。
捨てずに大切に保管してください⚠️
その場で警察官が記入して手渡ししてくれるはずですが、もしその場でもらえなかった場合はいつもらえるのか確認してみてください。
3️⃣航空券の出発日を変更してもらう(必要であれば)
パスポートを盗まれた当日や翌日に出発を予定していた場合は、航空券の交換の手続きが必要です。
理由は「帰国のための渡航書」の発行手続きが当初の便に間に合わない可能性が高いからです。
いつ以降の便に変更すべきか1️⃣で在外公館に相談した上で、空港の航空会社のカウンターで相談・調整をします。
この時、ポリスレポートの提示がマストです。
そして、直行便での帰国をおすすめします。
別の国を経由するとなると、条件つき・別途ビザの申請が必要な場合もあるようでややこしそう。
サンフランシスコ総領事館の場合。
午前中に手続きをしたら、当日の夕方に「帰国のための渡航書」が出来上がりました。なので手続きをする日の、深夜or次の日の便が良いと思います。私はユナイテッド航空でしたが、当時(2020年1月)日本への直行便は午前中のみでした。なので、帰国のための渡航書を受け取れる日の、次の日の朝の便にしてもらいました。(もちろん無料で変更してくれる。)
4️⃣戸籍抄本or戸籍謄本or住民票を取得
上記3つのうちのどれか1つを在外公館に提出する必要があります。(本籍の記載マスト&マイナンバーは不要)
私の場合は、
取得した原本をFAX📠で直接在外公館に送信し、
それをもとに手続きを行うので、
原本は帰国後に送るようにと指示を受けました。
(まさかのFAX)
原本が届くまで待ってたらなかなか帰国できないので、おそらく大抵はこうなるのだと思います。
私は母に戸籍を取得してきてもらい、数年稼働させてなかったであろう実家の固定電話からFAXしてもらいました。
書類については、同戸籍/同世帯の身内or任意代理人(委任状が必要)にお願いして取りに行ってもらう必要があります。
正当な理由があれば第三者でも取得できるようですが、詳しいことはよくわからないので
各自治体のホームページで確認&問い合わせてみてください🙇♂️
戸籍は本籍を置いている自治体でしか取れず、住民票を置いている自治体では取れないです⚠️
FAXは家に固定電話がなくても、最近はコンビニから送れます
5️⃣パスポートサイズの証明写真を2枚用意
パスポートサイズの写真が2枚必要です📸
サイズは縦45×横35m(アメリカ規定の2×2インチでも可)です。
とりあえず、写真撮る時に店員さんにパスポート用であると言えばまず大丈夫です。
サンフランシスコだと、
総領事館のあるMontgomery駅徒歩圏内の、
walgreens(薬局)で撮ってもらえます。
すぐに撮ってもらえその場で渡してもらえました。
6️⃣在外公館で「帰国のための渡航書」発行手続きを行う
総領事館に着いたら、
手続きの為の書類を記入します。(たしか「紛失一般旅券等届出書」と「渡航書発給申請書」)
そして予め準備した以下4点と合わせて提出します。
・ポリスレポート
・帰りの航空券
・証明写真2枚
・本籍入りの住民票or戸籍
(FAXで送ったと伝えればOK)
・手数料$23(現金のみ💸)
不備が無ければこれでやることは完了👏
あとは「帰国のための渡航書」が発行されるのを待つのみです。
手数料の金額と現金のみかどうかについては、
もしかしたら州によって違うかもですが、現金のみでしか払えないことには驚きました。
7️⃣パスポートの手配以外でやるべきこと
・宿の確保
・そのほか盗まれたものの利用停止申請
・お金の確保
この3つはケアしておかないと後々大変なことになるのでお忘れなくです🥵
8️⃣万が一に備えて、日本でできること
以下4点はやっておいて損はないと思います!
・住民票・戸籍を取得するための委任状を予め友人に渡しておく
・パスポートの写真・コピーの持参
・他にも身分証の写真・コピーの持参
・ESTAの申請番号を控えておく
また盗まれるリスクはありますが、、、
・住民票・戸籍を持参
・証明写真2枚を持参
というのもありだと思います。
備えあれば憂い無し(多少は)。
9️⃣最後に
パスポートを盗まれるという災難&緊急の出来事の場合、もっと丁寧に対応してもらえるのかと思いきや、意外と自分でやることが多いんです。
(何をすべきか調べたり、各所連絡を取ったり、人にお願いしたり、あちこち行ったり・・・💦)
もちろん何も起きず、楽しい旅になることを願っていますが、万が一の際は、このnoteが少しでもお役に立てば幸いです❕
最後まで読んでいただきありがとうございました❤️
おもしろかったらサポートしていただけるとうれしいです♥サポートは次回の海外旅行の旅費にさせていただき、その時の様子をまたnoteにアップしていきます!