ものづくり総合支援施設 匠の駅の設立・運営経緯
ものづくり総合支援施設 匠の駅は2015年4月に設立された一般に公開された工場施設である.自由にものづくりを学び実践ができる.
匠の駅HP
http://takumi-no-eki.rgr.jp/blog/
匠の駅の説明動画
私は当時長岡技術科学大学の大学4年であり6月に学生ロボコンの大会を終え,今後ものづくりをしていくための拠点を探している最中であった.その際大学の岸本さんの紹介で当時設立準備中の匠の駅を案内していただいた.その後見学や駅長(責任者)である丸栄器械製作所の岡部会長とお会いし話を聞いた結果,匠の駅で今後のものづくり活動を匠の駅の設立・運営から関わることにした.
2015年 8月8日匠の駅フェアを開催
2015年11月28日:第一回 匠の駅シンポジウムの開催
長岡技術科学大学の掲載インタビュー
2015年末~2016年2月:匠の駅で作った初期型のクローラユニット CuBase V0
http://ntic.nagaokaut.ac.jp/gic/interview/2016_0118.html
株式会社CuboRexの創業後には匠の駅で本社登録し匠の駅の副会長として匠の駅の運営を主導しつつ雪上電動モビリティCuBoardの開発に従事した.
その後2018年5月に長岡から東京に事業拠点と共に移った
2019年4月に長岡技術科学大学に納品するCuBoardを開発・製造すべく匠の駅に戻った
匠の駅競売市実施内容
以上匠の駅の設立経緯と匠の駅の活動内容について紹介してきた.私はこれまで高専や大学の工作設備を通して自分の作りたいものづくりを実施することが多く,設備環境を一から構築することに関わることはなかった.今回自分が実施したいものづくりを実現するためにものづくり環境の構築から関わりその後運営を実施するというとても貴重な経験をえることができた.
今回の経験は寺嶋が実現したい
欲しい者が欲しい物を生み出し試せる社会
の実現にむけ欲しい者が欲しい物を生み出すための環境を構築した初の事例である.