2004-2015

bandcampが毎月第一金曜日に行っている、#bandcampfriday 。とても素晴らしい取り組みにいつも感謝しています。せっかくなので、かねてから考えていながら後回しになっていた、COET COCOEHとして活動していた期間の作品をまとめ、アップしました。

ソロワーク「COET COCOEH(2004-2015)」アルバムや、ファッションショーのサントラなど、サブスクにも上がっていない盤などから選集しました。#bandcampfriday ほんとうにありがとう。

画像1

音楽家として一人で何ができるのだろうか、、少しでも成長できれば、と始めたソロ活動。2016年より名義を個人名に改めましたが、それまでの間、アルバムは3枚、ライブ会場限定リリースなど作品は多数あり、アルバムにはそれぞれにコンセプトがあります。最初は弾き語りから始まり、現在のスタイルに少しずつ移行しました。

1stアルバム(2006年)架空の映画のサントラというコンセプトでピアノと歌を中心の作品。当時は熊本に住んでる頃に録音したので大変懐かしいです。ピックアップしている「三月の肖像」では、ギターにファズピックス、チダさん、ドラムにはexロレッタセコハンの時津梨乃ちゃんという3人で演奏しています。

2ndアルバム(2009)香川で暮らし始めてすぐの頃にリリースしたもの。ジャケット写真は、写真家でpainterでもあるgabomiさん。レコ発的なパーティー「FANTASY」はまだ、地理も地名もわからない時期でしたが、出会った方々と香川で初めて企画したパーティーは個人的には思い出深いハプニングはありましたが、出演の方々に助けていただきながらとても多くの方に楽しんでいただけた重要な1日でした。

よく問われる歌詞について少し触れたいと思います。音楽活動を始めた当初から、基本的に(バンドもソロも)歌詞と自身のことは切り離して制作していて「どこかにいるかもしれない誰か、または情景」にイメージを重ねて制作しており、私自身の体験や考えを言葉にして載せている曲はほとんどというより数曲しかありません。ココエ名義では唯一となる自身の体験を通して制作した「まもの」も収録されています。


3rdアルバム(2014)はファションショー用に制作した音楽をまとめたサントラです。コンセプトを伺い、約10曲を作詞曲、トラックメイク、録音、ミックスまで約1ヶ月半で制作したというこれまでで一番最短期間で制作した作品です。90年代の音楽へのリスペクトが多く詰め込まれています。個人的にはとても好きな1枚です。

ソロ活動も15年以上となり、COET COCOEH期間の名刺代わりになればと制作しました。聴いていただけたら幸いです。