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ファクトリーギア新年度に向けて伝えたいこと
今年度の自分の決意を社内に向けて発信しました。
ファクトリーギアは9月決算なので10月が期首になります。
今期も沢山のチャレンジ案件で溢れています。
ワクワクで一杯ですが、なかなかの仕事のボリュームに
もちろん滅入ることもあります。
自分への励ましも含めてスタッフに送った言葉です。
新年度にあたり伝えたいこと
皆さん今日からファクトリーギア株式会社の新年度が始まりました。
厳しい経済情勢の中、昨年度もしっかりと黒字決算となり、新年度を迎えられたのは、皆さんの真面目に取り組む毎日の結果だと思っています。本当にありがとう。
さて新年度です。
給料日の手紙の中でも書きましたが、ファクトリーギアが、新たに取り組むことはたくさんあります。
どれもすべて皆さんの未来に、ファクトリーギアのビジネスを繋ぐための取り組みです。
今、みなさんは目の前にある日々の業務に追いかけられてしまい、遠くの未来をみることが出来ないと思います。
だから、皆さんの未来に繋がるファクトリーギアの為、様々な取り組みの座組を創り上げることは、創業者である高野倉の使命だと思っています。
新たなチャレンジをすることによって生じる物理的な仕事量の増加は私を心地良くするものでもあります。
なぜならそれは、私が大事にしている『繋ぐ』
という事だからなのです。
ラグビーから学んだこと
私が長く関わってきたラグビーという競技はボールを繋ぎ目的地まで行く競技です。
ラグビーのトライシーンをイメージしてください。ラグビーで得点をしたとき、仲間はトライした選手を先頭に全員が後ろにいます。
ボールを後ろにしか投げられないラグビーではあたりまえのシーンですが、ここにラグビーという競技の美しさがあります。
得点してもなお、仲間は後から支えるぞという陣形を取る。
常に誰かを全員で支える。
それがラグビーというスポーツです。
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繋ぐ、繋ぐ、繋ぐ。
ボールを繋いで繋いで前進し、ボールを繋いだあとも、またすぐに、後ろから支えサポートし続ける。
私と鈴木知さん、そして山崎も、フランカーというポジションで、常にボールのそばで後ろから支え続ける役割でした。
先頭で体を張り、チームを鼓舞し、ボールを繋ぎ前進する。その繰り返しです。
私は仕事でもラグビーのキャプテンであり続けようとしました。
しかし、気がついたのはどんなキャプテンでも、永遠にキャプテン
としてグランドに立ち続けることは出来ないということです。
キャプテンは次のチームに繋ぐ道筋を作ることがとても大事だと思うのです。
繋ぐためにしたいこと
では、『繋ぐ』ために何をしなくてはいけないのか?
それは、チームが最も大切にしているカルチャーを伝えること。
このカルチャーこそが全ての判断の基準になります。
私のこれからの仕事は、ファクトリーギアのカルチャーを繋ぎ、
皆さんの未来、これからの人生を、豊かにするための礎を作ることです。
なので、今年度、私は、このカルチャーを伝えるということに注力したいと思います。
人数が増えたファクトリーギアでは、私が個別に一人一人にゆっくりと話をして伝えるという時間がありません。
会議の席上、日常業務の合間に、遠慮なく、大切なカルチャーを伝えていこうと思っています。
だから、私が少々大きな声で誇張して話をする時も、それは決して怒っているのではなく、
これが大事な『カルチャー』を伝えようとしているということなんだと
思ってもらえれば嬉しいです。
まだまだ全身全霊をかけて進む
私は、まだまだ当分、現役のキャプテンをしながら、チームのために体を張ろうと思っています。
私がキャプテンである限り、【チームのために頑張る仲間】は、私が自分の全身全霊を捧げて何があっても守りたいと思います。
だから安心して日々目の前の相手とファイトして下さい。私はいつだって後ろからあなたたちを支えます。
今期のファクトリーギアは、これまでにないスピードで成長したいと考えています。
私はみんなの未来への道を切り開きます。皆さんはその道を全力で駆け抜けてください。
私はチームとして、誰も観たことないところに立ち、誰も経験したことのない、面白くワクワクする毎日を重ね、未来に繋ぎたいと思っています。
ファクトリーギアグループに属する全ての皆さん、今期も一緒に歩いてゆきましょう。
高野倉匡人