給料の手紙、落成記念式のこと(2003年6月)
2022年8月3日に想うこと
今から19年前、今の我孫子の物流倉庫を作ったときに、国内外から
ゲストを集めてパーティーをした時のお話です。
2000年に会社を作ってわずか3年なんだけど、家賃88万円の
物流倉庫の契約更新が近ずいていて、このままいくと、また3年間で
3000万円も家賃を払うのはもったいないと思って、近隣の
不動産屋さんを回りまくって非公開情報をゲットして、
思い切って土地を買って、自社倉庫を作ったんですね。
その時には、もう後戻りもできなくて、自分だけじゃなくて、
スタッフみんなとひとつの区切りになることをして、
「気持ち新たにガッツリやるぞ!」
という意味も込めて、柏の結婚式場で落成記念パーティーを
やったんですね。
前後には台湾からのゲストの観光アテンドもして、それはそれは、
なかなかのビッグイベントでした。
もう20年近く前になるんですね。
でも、このときに倉庫を購入したことが、我々の強みになったのは間違いないですね。
と、いうわけで19年前、
気持ちもフレッシュになっている
40歳の高野倉さんに
タ~イムスリップ
2003年6月度お疲れさまでした!
おそらく今年最大のイベントであろう引越し&パーティーも無事終わり
ました。
新社屋&パーティー(特にパーティー)は台湾のゲストからも大絶賛を受けました。国内の取引先さんからは、パーティー直後から沢山のメールやら電話やらであまりの反響の大きさに正直びっくりしています。
パーティーではスタッフのみんなの対応が特に評判でした。
ホントにみんながホストに徹してくれたことが、このパーティーに
参加してくれた皆さんからの喜びの声に繋がったのではないかと
思います。
ありがとう!感謝しています。
僕はパーティーの翌日、沢山のメールや電話であんまりにも
誉められすぎたので、家に帰ってからぶつぶつ
『イイ気になるなよ。イイ気になるなよ。イイ気になるなよ・・・・』
と、つぶやいていてうちの奥さんに笑われてました。
でも、ホント、『イイ気になるなよ』って思うのです。
今回の新社屋はあくまでも次のステージへ向けてのワンステップです。
そして、以前にも書いたと思いますが、
心技体の中の体の部分に過ぎません。
我々は心と技をこの新社屋に相応しいくらいに磨き上げなくては
いけないと思うのです。
圧倒的なクオリティーを目指していく為には『イイ気』になってなんかいられないのです。
そして、気が付けば7月です。
ファクトリーギアが最も熱い季節がやってきます。
忙しくて、やることが一杯あって、頭の中が沸騰するようなとき。
それは自分自身が大きく成長できるチャンスのときだし、その時の自分の過ごし方次第では普段とは比べ物にならない位に大きく成長できる時だと僕は思います。
今、みんなに注目されているファクトリーギアというステージで徹底的に自分自身のクオリティーも高めていって欲しいと思うのです。
人から評価されること、誉めてもらうこと、は、
たしかに気持ちのよいことです。
でも、そのことのために仕事するのではつまらないし、
なんか寂しいと僕は思います。
一番大事なのは自分自身が納得できる仕事をして
納得の出来る毎日を送ることだと僕は思います。
今、みんなが日々取り組んでいる仕事は、
決して高野倉の為でもなく、ファクトリーギアの為でもなく、
自分自身のクオリティーを高めることに繋がるんだという気持ちで
貪欲にアタックして欲しいと思います。
とは言ってもホント、忙しかったし、大変だったこの最近なので、
しっかり休んで一旦リフレッシュして、
あっつい夏を満喫しましょう。
とにかく、今月はお疲れ様で、ありがとう!!です。
と、いうことで!みんな!体には気をつけようね!
2003年6月 高野倉 匡人