これからの不動産サロンについて

不動産サロンを始めたきっかけ

宅建士の資格を取り、不動産賃貸業を進めていく中で、
もっと自分にできることはないだろうかと日々考えていました。

もっと不動産業界のことを分かりやすく伝えてくれる人はいないのだろうか。

自分が家を購入するときも、夫が不動産業界にいることによってこだわりが強く、物件選びが難航したこともありましたが、知識を持っているだけで救われたことが何度もありました。
そして、夫が分かってくれているから私はそこまで分からなくてもいいかなと思っていましたが、今となってはもっと一緒に取り組めばよかったなと思います。

物件選びは私が中心になり、大手サイトや自転車で近所を走り、空き地や建売情報を集めていました。
契約直前まで進んだこともありますが、価格や契約内容の話になると夫に丸投げでした。
私には分からないからです。

そして、一人で物件を見れば見るほどになぜ家を購入したいと思ったのか、どんな家がいいのかがぼやけていったのです。

最終、幼馴染の不動産屋の友人に紹介してもらった土地で契約をしましたが、契約関係になるとノータッチでした。

不動産業界は男性が大半を占めます。
女性でも分かりやすく、質問しやすい環境を作りたい。
ゴリゴリ営業されるのではなく、寄り添って希望の家を一緒に模索したい。
そんな思いで不動産サロンを立ち上げました。

そして、不動産は一生に一回あるかないかの大きな買い物です。
不安もあるし、期待もあるし、迷うことがたくさんあります。
そこを不動産会社という立場ではなく、一緒に考えていける場所があればいいなと思ったことがきっかけでした。

これからの不動産サロンの在り方

立ち上げて1年強。
いろいろな不動産の相談を受けていく中で、
私がその相談を受けながら、物件の売買のお手伝いができればいいのではという思いが募ってきました。

そして、不動産会社＝騙されるのではないだろうか
とよく聞きますが、ここ1年半で、お客様に寄り添って、会社の利益を追求することは大事ですが、それ以上に大事にされているものを持ちながら仕事をしている不動産会社の方にたくさん出会ってきました。

そして、大手の会社が安心して任せられるわけでなく、どこに頼むより誰に頼むかがとても大切なのだということも身をもって体験してきました。

不動産サロンに来られた方は、
ほどんとが私に物件を紹介してもらいたい、
もしくは私の信頼できる不動産会社を紹介してもらいたいでした。

そしたら、信頼できる不動産会社を紹介することもできて、私自身が物件の仲介もできるようになればと思いました。

という流れで、
今、法人設立をして宅建業の申請をするという流れに入っています。

ここからがスタートです。
私だからできること、私にしかできないこと、
一人一人の想いを大切にしながら、お互いに広がる世界を不動産を通して感じられればと思います。

また、正式に法人設立ともに報告させていただきます。