工事完了確認と経理DX化
工事完了確認
連棟(建物が隣とくっついている状態)の物件を解体して更地にするという流れを、この半年程度進めていました。
連棟は、マンションの一室を所有していることと同じ考えなので、連棟部分の一部の土地と建物を所有しているという考え方になります。
連棟を取り壊す場合、みんなで持っている一部分を消滅させることになるので、取り壊すにあたっての同意書が必要です。
さらに、取り壊した時には、取り壊しをされた側の壁の補強や、
また、境界部分の確認など、細かい確認が必要でした。
土地の所有者変更の話、解体後の基礎工事のことなど、新しく知ることがたくさんありました。
無事、工事は終わりましたが、
隣人とのトラブルや価格の変更など、いろんなことがありました。
建物を壊して新しいものを作るという工程に、
どれだけの人が携わっているか。
職人さんがどんどん少なくなっていて
工事費がどんどん上がっていく今、
人と人とのつながりがこれからもっと大切になっていくだろうなと思いました。
経理DX化
20年間、手書きの振替伝票を起こして、記帳していた処理を、急に会計ソフトを入れて、請求書、領収書のデータ化の必須に戸惑っているという話をしていました。
経理の方は70代で、
今からやれと言われても難しいし、
PC自体にも不慣れでやりたくない。
その方は70代ですが、経理一筋20年以上。
とても若く見えて、
数字に強くて、頭の回転が早くて、
ときには親父ギャグも飛ばしちゃいます。
私は今、簿記の猛勉強ですが、
まず仕訳をして、科目を考えて、金額を合わせて、、、ということをずーっとしてきてるわけなので、その蓄積といったらすごいものだなと感じます。
それがDX化になると、数字を入れるだけで全部会計ソフトがやってくれて、
どこに資料があるとかを考えず勝手に整理してくれます。
そもそもの会計のしくみがわからないままの人が多くなってきているのが現状とも言っていました。
経理のDX化と聞くと、
使いこなすことができれば、業務効率化に繋がるのかもしれません。
ですが、それだけがいいとは限らないなと思いました。
なぜ、今自分がその行動を取ろうとしているのか、何を否定しているのか、
そこに自分はどう見ているのか。
そこを問われている気がしました。