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素早く決めていくということ

家の中のものの選別

今日は以前から売却相談をいただいている方の家の中の整理に行ってきました。

もう今はここの家には住んでおらず、遠方にいて、一人暮らしのため、なかなか処分が大変です。

電話で話す限りでは、
「ほとんど処分する。そしてある程度処分するものと、持っていくものは頭の中にある」とのことでしたが、、、

実際に伺ってみると、スケジュール感もズレていて、いろんな葛藤もありました。
ただ、まずは家の中を片付けないと話が進まない。

ということで、いるものいらないものの選別スタート。

「これは要りますか?」と聞くと、だいたい「一応残します」がはじての回答でした。
ただ、そうなると、大体が持っていくもの。
結局モノを目の前にすると迷ってしまいます。

選別するモノが多すぎて、どんどん聞かれるうちにいつの間にか「要らない」に変わっていました。

そして、私も最後の方は「これ、処分でいいですか?」に変えていました。


ないと思っている

どんどん進めていると、本当に処分するモノが多くて、私たちも驚きでした。
筆記用具も何本も同じモノがあったり、食器も使っていないモノがいっぱい。

人は、「いつか使おうと思っているモノ」はほぼ一生使わない。
そして、1年そこにあったものは使わない。

さらに、収納できる場所があると、そこに何かを埋めようとする。

でもその埋めたものは何で埋めたかは忘れてしまう。

私も何も進めていないのは、不安にただ対処して、その不安を何かで埋めようとしているだけだと1日を通して考えていました。

整理収納アドバイザー1級を取得したときに、モノがいかに片付けられているかということが大切。という内容を勉強しました。

最近感じることは、モノがない状態がいいとも思わなかったし、モノが溢れている状態がいいとも思わない。
ただ、なぜ片付けられないのか、なぜ綺麗な方が気持ちがいいのか。
そんなところを見つめることで、見えてくる自分がいると思いました。

「家を売る」という一世一代の決断をして、不安なことがあるのは当たり前です。
そこに一緒に並走していこうと思います。

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