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見た夢の話241114

こんな感じだった気がする程度のメモ。
面白い夢だった!


見た夢

気づけば、白装束のような着物で前の人に続いて歩いている。ちょっと山道のようなコンクリートの坂道を上がっていく。

後ろも前も同じ服装の人たち。その中に自分もいる。
これは何の列なんだろう、と思っても、周りに知ってる人はいなかった。見える限りでも老若男女。

黙ったまま着いていくと、どこかの敷地へ入って、大きな和室に着いた。他の人にならってわたしも座る。両隣の人は正座していたけど、自分はしなかった。

前の方は畳が一段上がっていて、偉い人たちっぽい人たちが何人かいた。色んなお面をかぶって、こそこそ何か話している。扇子を持っている人もいた。来ているのは和服だけど紺とか茶色で色があった。みんな、こちらと向き合う形で正座していた。

わたし、10時(昼間)から予定があるんだよな。間に合うのかな。前の壁にかかった時計を見れば、10時はもうすでに過ぎている。数字のない時計でも、針が指す時間で判断できた。
早くここを出て、約束の場所に行かないといけないけど、出られるのかな。意味不明な場所ではあったけど焦りはなく、ぼんやり思った。

ちらっと後ろを見ると、さっきまでいたはずの半分くらいの人がいなかった。驚いてあたりを見回しても、後ろの畳はがら空きになっている。

これはわたしが抜け出しても大丈夫そうだ。ということで、そっと抜け出す。
偉い人たちはわたしが立ち上がって歩いても、とくに気にするそぶりはなかった。

縁側があったり、石畳の道があったり、竹があったりとかなり広い敷地。行きは通らなかったところだった。歩いている途中でお面(布?)をかぶった巫女さん数人とすれ違った。楽しげに何か会話をしていて、誰もわたしを気にする様子はなかった。自由に歩いても大丈夫なんだなーと思いながら、そこからちょっと走った。

敷地を出て、スマホはどこからか出せたのでタクシーを呼ぼうとアプリ(G○タクシー)を開く。地図部分のところに<現在地が表示できませんの表示>が出て、現在地がわからなかった。

仕方がないので少し歩いてみることにする。来るときは左から来たので、今度は右に進んでいくと、坂道を下ることになった。
大きな橋がかかった川が見えて、これまた大きなマップを発見。

近寄って地図を見る。現在地を確認しようとしたものの、地図に書かれた漢字がどれも難しくて読めない。何て書いてあるのかがわからない。漢字のような見た目だったけど、理解できなかった。

先に行けば何かわかるかなと、そのまま橋を渡ってみる。そこには賑やかな街があって、人がたくさん行き交っていた。

着物の人もいればドレスの人もいて、和装や普段着ているような洋服の人もいる。時代が様々な感じだった。建物は映画村みたいな見た目で、和風に見えた。

歩いているとコンビニ(和風な色味の○○○ーマート)を見つけて、中へ入ろうとすると、自動ドアの向こうが暗かった。入っていいものか悩みながら前に立つと自動ドアが開かない。
手動で開けたところ、停電していた。それについて、みんなが何か文句を言っているのが聞こえたので入るのをやめた。言葉はよくわからない。

少しの間しか見ていないけど、コンビニ内には結構な人数がいるように見えた。

ここがどこなのかが気になる。まずはそこらへんの人に聞いてみることにしよう。すぐ近くにいたピシッとしたスーツ姿の男性に訊ねてみることにした。

「ここはどこですか? できれば、最寄り駅がわかるとありがたいんですけど……最寄り駅とかってありますか?」

その人はグレーの中折れ帽を少し上げて、微笑みながら答えてくれた。

「そうだなぁ……最寄り駅はきさらぎ駅になるのかな」

柔らかな口調。きさらぎ駅の名前を聞いた途端、ぶわっと鳥肌が立った。同時にあ、これは夢だなと気づいた。

紳士は「すぐそこにあるよ」と、向こうを指差してまっすぐ行ったところだと教えてくれた。その方向を見ても、人が多くて駅があるかは見えない。
わたしはお礼を伝えてから、もう一度スマホのタクシーアプリを開いた。

乗車地をきさらぎ駅前と入力して、行き先を大福寺(京都)と入力。タップしたところ、無事タクシーに来てもらえた。今いるところから行き先まで、表示された距離はそんなに遠くはなかった。

乗り込んだところで、目が覚めてしまった。

目覚めた後の感想

世界観でいうと千と千尋の神隠しのような感じだったと思う。1対1だと話していることはわかるけど、何となくで聞いていると言葉も全然わからなかった。

後ろの半分くらい人がいなかったから、結構な人数が戻れたのか、もしくはあの街で暮らすことにしたのか。畳の部屋にいた人たちはどうなったんだろう。

タクシーに乗り込んだわたしは目覚めたので無事戻ってこれたということで良いのかな。どうして大福寺で誰と約束していたのかは覚えてない。
夢で京都の大福寺だったけど、大徳寺かも? ちょっとそのあたりは曖昧。どちらも京都に実在した。

地図はたぶん、読めなかったというよりは認識ができなかった。スマホは都合よく電波あったし使えたし、今も使っている自分のスマホだった。タクシーもちゃんと来た。

タクシーに乗り込んだ後も寝ていたら無事にたどり着けたのかはわからない

きさらぎ駅の名前を聞いたときは、ついに自分も来ちゃったかーくらいの感覚で怖くなかった。あたりが明るい時間のことだったからなのかも。

以上、きさらぎ駅には行ってないけど、その近くにいた夢でした。

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