喪失感は世界に彩りを与える
今日で終わる。
今まで積み重ねていたものが今日をもって終わる。
1ヶ月前からわかっていたことだけどいまだに実感はない。
こんな書き出しいかがでしょう笑
めまいセラピストのおすぎです。
今まで個人事業主の理学療法士として医療機関と委託契約で働いていたんですけど本日を持ちまして契約が終了となります。
これが意味するものとはなんなのか?
来月からの収入が全くなくなるわけです。
ヤバいよね?普通に考えてヤバいよね?
子供3人いて無収入はヤバいよね?
お金がないってのは確かにヤバいんだけど自分としては今までやってきためまいに対するリハビリテーションっていうものが患者さんに提供できなくなるのが一番堪えるわけなんですよ。
理学療法士になった理由は他人の役に立つ仕事がしたいっていう想いがあったからなんだけどそれが一番実感できるのが医療保険下での臨床業務だったわけなんです。
それがなくなる。12年間やってきた臨床での業務がなくなると考えたら一気に喪失感を感じます。
ただ喪失感は悲しい感情だけか、といわれると必ずしもそれだけではないはずです。自分が大事にしていたものの価値を改めて感じさせてくれる機会だったり、今まで目が向かなかった新しい視点を与えるきっかけになると思っています。
自分の場合は、今まで医療機関のみで提供していたサービスがもうできない。となりじゃあ他の形で困っている人に貢献できないか?という点を最近はずっと考えています。
まだ明確な形にはなっていませんが、新しいチャレンジの始まりを感じています。
「今まで当たり前にやっていたことができない。」
今まで診てきた患者さんはそこを色々な形で乗り越えてきました。その場面を間近で応援させてもらった経験が自分にはあります。
今度は自分の番かもしれません。
そんなことを考えたらやっぱり臨床の現場って好きだったな。
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