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日本保健科教育学会 第9回研究大会

今年のテーマは『がん』

今年は、『がん』の授業実践を発表した。
去年の研究大会は、『心肺蘇生』の授業実践を発表した。

今年は、引き続き心肺蘇生の授業を
アップデートして行うか、新しい単元に挑戦するか、
すごく悩んだが、自分自身の幅を広げるために、『がん』を選んだ。
本当に軽い気持ちで選んだが(笑)
そこからがんに関する学習の沼にハマっていくとは思いもしなかった・・・。

まず、教材研究をしていく上で、膨大すぎてびっくりした。
何が膨大かというと、知識的なこともそうだが、
エビデンスとなるデータを見つけることに苦労した。
何なら、授業が終わった今も見つかっていない(笑)
医学的にまだまだ研究がされているという点にもあると思うが、大変だった。

そんな膨大ながんに関することを50分の授業でどう教えていくか、
どこを1番伝えたいのか、考えても答えが出なかった。
正直100%の準備で挑めていないが、
今ある最大限の力で準備をし授業をつくった。
がんに関する学習の沼にハマってしまったため、
来年も継続して実践しようと現段階で決めている。

生活習慣?検診?それとも・・・?

がんに関する学習で1番大事にすべきことは何だろうか。
今回は、検診に焦点を当てて行った。
理由は生活習慣病に対しての勉強は2時間もしているし、
検診に行くことが大切だと感じたから。
しかし、学習するのは中学生であっても、
検診に行くのは50歳などとても乖離している。

そうであれば、中学生が今できることで、
例えば運動に絞ってもいいのかな・・・?
ん〜でも、運動?浅くない?と思ってしまったり。

もしくは、がん患者と共に生きるなど、
共生社会の視点に絞るのも1つ。
どちらかと言えば人権教育的な(?)
まだこっちの方がしっくりくる気がする。

1年かけてぼちぼち考えていこう。
ひとまず、お疲れ様でした。


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