業務にっぽう_230330_時代について考える

「書くことはセラピーだ」と通りすがりのどこかでみたけれど、そのとおりだと思う。おばんです、マリエです。今日の寝かしつけは地獄だった。
多方面でご心配をおかけしております今日この頃。破天荒にもう少々おつきあいくださいませ。マリエのセラピー業務にっぽうへようこそ

• 事務所店舗の水道はあきらめました ←New

• 会社にすると社会保険に入る必要があることを知りました ←New

• 定款の変更が法人登記に間に合うかわからない

• 地方銀行のアナログ加減に当惑している

• 初期費用が一瞬で飛ぶんだなと思うと戦々恐々

• エアコンは中古でGET予定、ゆえ工事屋さんをさがさねばなるまい

• OPENは4月中旬になるであろう

• まいにち鼻の穴まっくろ

電気がつかえないと思ったら、つぎは水道でした。そこで選択肢は3つ

1. 高い修理費覚悟で、水道をなおす

2. 水道がつかえる物件を探しなおす

3. 水道がつかえないことを受け入れる

ということで、「3」を選びましたわたしです。この選択に、多方面よりご指摘やご意見をいただきました。えへへ
動き出してしまった人間は、それを止めることがこんなにもむずかしいものなのかと。そして、勢いがあまり、多少のできごとに「なんとかなる」と無謀な判断をくだし、いずれ後悔するであろうことにも「勉強代にします」的な謎のポジティブを強行突破できるようになる。みなさま、くれぐれも真似をしませぬように。

ということで、20ℓのポリタンクを小脇にかかえ、新たな拠点となる場所をなんとかしようと、ちまちま準備をしております。哀愁だ。

とつぜんだが、ちょっと時代について

ChatGPTが世間を騒がせておりますね。
本当におもしろい時代に生まれついたと思うのです。
わたしたちの世代は、慢性的な物資不足や食糧難を経験したことはなく、生きるうえで最低限の生活インフラにめぐまれていた。だから、「明日生きられるかわからない」という不安から解放され、命を当然視するようになったと思う。
その一方で、経済的に豊かな時代は知らず、震災やコロナなど一時的かつ大規模な有事を経験してきた。このことが、「明日生きられるかわからない」という不安をもたず、ぬるく生きてきた人間にとっては、ものすごい刺激や影響を与えたと思う。このアンバランスが、いまの世代の特徴だ。ものすごいアンバランスだ。

「いつどうなるかわからない」という気持ちと、「あしたも当然のように生きてるだろう」という自認が、ちぐはぐに心のなかに存在しているように思う。だから、なんとなく「悔いなく生きよう」と思いながらも、あたりまえに「昨日とおなじように」過ごす。それは、人間としてあるべき姿なのかもしれない。

ニンゲンの行動は、学習がきめる

これは最近思っていることで。わたしたち、一人一人がとる思考や行動は、それぞれ「過去の学習」から自然と生成されているように思う。

たとえば、「人にやさしくしましょう」みたいな教えがあったとして
「人にやさしくしたら、嫌な思いをした」
　➡︎人にやさしくすると痛い目にあう
「人にやさしくしたら、いいことがあった」
　➡︎人にやさしくするとメリットがある

こんな風に、自分自身の経験から、これは意識の範囲ではなく生物としての本能が学習した結果として、過去の経験則をもとに自身の思考や行動を導くようになるのだと思う。最近よんだ本『心理的安全性のつくりかた』のなかにも、わかりやすい例があるので興味がある方はぜひ。

で、わたしが比較的マイノリティな選択をくり返してきたのも、きっとわたしなりの生存戦略なんだと思う。人間は本質的に「恒常性」をもつ生き物だから、大きな変化を嫌い、できるだけ安全を保とうとする。
だから、環境を変えたり新たなチャレンジをすることは、生命の危機をもたらす可能性があると考え、本能として消極的になるのだろう。

しかし、「小さな痛みに耐える」ことで「得られるものが大きい」と学ぶと、痛みのない場所にとどまっていることが苦痛になってくる。それが今のわたしだと思う。つねに多少の負荷がかかり、ストレスにさらされている方が、結果的に自分にとって満足なものにつながると信じてしまっている。（それが正解かはわからない、あくまで過去の学習からそう本能が判断してるだけ）

そうやって学習した結果が"いま"であって、もしいま、自分の現状に納得がいっていない人がいたら、「意識」を変えるのではなく、自分の築いてきた「学習」を塗り替えるのがベストのように思う。学習のぬりかえれば、意識しなくても自分が行動を起こすようになるから。

きょうはちょっと真面目に書いてしまった。まだまだ書けるが、キリがないのでこのへんで。。キリのクリームチーズおいしいよね、おやすみなさい