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手ぶらで生活する方法

※無料公開しました。(2020.4.25)


# Intro

先月ボクの所有物をスーツケース2個分にするためのルールとノウハウをまとめたnoteをリリースし、多くの方々に読んでいただけて本当にうれしく思います。

ボクは日常的に手ぶらで生活していて、会社に行く時でも外出する時は基本的に手ぶらです。身軽になれば移動しやすくなって行動力も上がるし、気分も軽くなるので新しいアイデアも生まれやすくなります。会社から帰る時にも周りにバレずにフラッと帰ることができるし、思いつくままに街をブラブラすることもできます。

毎日持ち歩く「EDC(Everyday Carry)」アイテムは、パンツの前ポケットに収まるモノだけしか持たないようにしています。これならモノを入れたまま動いたり座っても邪魔にならないので、モノを出してそのまま置き忘れてしまうこともありません。以前は財布や小物などを、パンツの後ろポケットやアウターのポケットに入れていましたが、何度も失くしたりするうちにこのスタイルに辿り着きました。

また、これまで旅先でも基本的に手ぶらで行動していましたが、最近では手ぶらでそのまま海外にまで行くようになりました。そうすることで、海外へ行くことがあまり特別な事では無く、いつもより遠い場所へ遊びに行くという感覚に変わってきました。

このnoteでは、これまで手ぶらライフを実践してきたボクが持ち歩いているモノを状況別に紹介しています。毎日の通勤で重たいバッグを持ち運ぶことにウンザリしている人や、今よりもっとコンパクトで身軽に生活したいと思っている人の役に立てればうれしいです。


# 1.毎日持ち歩くEDCアイテム

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毎日持ち歩くEDCアイテムは、パンツの前ポケットに収まるモノだけしか持たないようにして、収納する容量の上限を決めています。カラビナなどを使って鍵やマルチツールをベルトループにぶら下げることもできますが、ジャラジャラするのがうっとうしくて好きじゃないんですよね。

日々持ち歩くものをミニマルにすることはボクにとって永遠のテーマです。本当に持ち歩く必要があるのかどうかを見極めて、定期的に見直してアップデートしています。現在ボクが毎日持ち歩くEDCアイテムは以下の通りです。


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# 1.Apple iPhone X SIMフリーモデル

iPhone XのSIMフリーモデルにMVNOのSIMカードを挿して使っています。ベゼルレスの全面有機ELディスプレイは美しく、ホームボタンを使わない操作や、顔認証機能の「Face ID」もスムーズに動作してとても快適です。メインカメラとインカメラの性能もさらに進化して、ワイヤレス充電にも対応し、誕生から10年の節目に相応しい最高のiPhoneであることは間違いないんですが、いかんせん価格が高過ぎますね。ボクのようなハイテクガジェット好きならともかく、普通の人が値段相応のメリットを感じられるかは微妙な気がします。


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# 2.Apple Watch Series 3 GPS + Cellularモデル

すっかりApple Watchを毎日身に着けて生活するようになりました。ペアリングしているiPhone XにはMVNOのSIMカードを挿して使っているので通信機能は使えませんが、ボクの生活だとiPhoneを持たずに行動するシーンなんてランニングか海に入る時くらいなので全く問題ありませんね。バンドは普段使い用に「Fragment Design」のNATOストラップ、ランニング用には「Nikeスポーツバンド」を装着して使い分けています。

毎日充電しなければならないのは面倒ですが、腕時計が男の価値を決めると思っている面倒な人に絡まれないし、こんな時代にもなって手首に時間を確認するだけの時計を身に着けるのはどうかと思っている人にはオススメです。


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# 3.Erato Apollo 7s

最近愛用している左右独立ワイヤレスBluetoothイヤフォン。サイズからは想像もつかないほどパワフルなサウンドで、フルワイヤレスイヤフォンは色々と試しましたが、高音質を求めるなら現状ベストだと思いますね。インイヤータイプで遮音性が高く、付属するコンプライのポリウレタン製イヤホンチップを装着すると、音楽を再生すればほとんど周囲の音は聞こえなくなるので、集中したい時にも重宝します。防滴性能も備えていて、付属のシリコン製スタビライザーを装着すれば耳によりフィットするのでスポーツにも最適です。


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# 4.eREC Card Assist

クレジットカードサイズで持ち運びに便利な超薄型モバイルバッテリー。厚さわずか5mmのクレジットカードサイズにLightningケーブルを内蔵し、バッテリー容量は1,500mAhと緊急用としては十分です。本体の充電はマイクロUSBで行い、バッテリーレベルはLEDインジケーターで確認できて便利。ただ、どうせなら本体もLightningケーブルで充電できるようにして欲しかったですね。


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# 5.TGT

金持ちは長財布を使うそうですが、ボクは長年財布らしい財布を使っていません。ここ数年はゴムバンドとレザーポケットが一体になったミニマルな財布を愛用しています。ゴムバンドにはカードを数枚、レザーポケットには紙幣を数枚入れることができるので、これにクレジットカード、キャッシュカード、免許証、社員証、紙幣を入れて持ち歩いています。非常にコンパクトなのでパンツの前ポケットにも余裕で収まりますよ。


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# 6.クリアカードケース

何の変哲もない二つ折りのクリアカードケースの中に、上記のミニボールペンカードサイズのポスト・イット十数枚、カードサイズのマルチツール、マイクロSDカードと変換アダプター、SIMカード、名刺、モビロンバンド、絆創膏を入れて持ち歩いています。試行錯誤した結果、紙幣とカード以外のユーティリティをこちらに集約することで落ち着きました。


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# 7.Nite Ize ファイナンシャルツール マルチツールカード

クレジットカードサイズに9種類の機能が収まったステンレス製のマルチツール。ボトルオープナー、六角レンチ、プラスドライバー、マイナスドライバー、テープカッター、スクレーパー、定規、分度器、ドラフトコンパスと、日常生活に役立つ9種類のツールがクレジットカードサイズに収まっています。刃物が付いていないので、飛行機に搭乗する時に手荷物で持ち込めるのがいいですね。


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# 8.SanDisk Ultra 200GB MicroSDXC + Winfos USD

現在SDカードは全てマイクロSDカードで揃えていますが、マイクロSDカードをSDカードとUSBメモリに変換できるアダプターをセットで愛用しています。これを装着すればマイクロSDカードがそのまま日々持ち歩くUSBメモリーになるので便利です。大容量200GBモデルが今どきは8,000円程度で発売されていますよ。


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# 9.ABITAX タグライト + 鍵

自宅の鍵に取り付けている超小型軽量ライト。LEDとリチウムコイン電池により、大きさの割にビックリするくらい明るいです。キーホルダーやジャケットのファスナーなどあらゆる場所に簡単に取り付けられます。カラーバリエーションが豊富なのもいいですね。


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# 10.mont-bell マイクロタオルハンド サーフ

コンパクトで超軽量な速乾性マイクロファイバータオル。生地は極薄ながら驚異的な吸水力で、濡れても搾って干せばあっという間に乾くので繰り返し使えて重宝します。重さわずか10gで収納サイズは7×4.5cmなので、ポケットに入れてもかさばりません。ループ付きなのでカラビナを使ってバッグなどにぶら下げておくこともできて便利です。


# 2.キャッシュレス生活


現金は最低限の紙幣しか持ち歩かないようにして、支払いは基本的にクレジットカードと電子マネーを使っています。現金は紛失した場合の補償は無いし、管理も面倒なので極力持たないように心がけています。


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小銭

現金しか使えない店には極力行かないようにしていますが、やむを得ず受け取ってしまった小銭は『紀ノ国屋 スライドジッパーバッグ』に入れておいて、ある程度貯まってきたら銀行のATMに入金しています。空港に設置してある、日本円や外貨を様々な電子マネーにチャージできる端末『Pocket Change』を各駅に設置して欲しいところです。


Apple Pay

iPhoneとApple Watchで、Suica、iD、QUICPayでの支払いと、Suica対応の交通機関が利用できるサービス。iPhoneにはSuicaとクレジットカードを登録し、コンビニやスーパー、飲食店、Suica対応の交通機関などでの支払いに利用しています。ただ、Apple Watchにはクレジットカードだけを登録し、Suicaは登録していません。ボクは左手首に身に付けているので、電車の改札機の読み取り部にかざしづらいんですよね。その他にもかざしづらい場面は少なくありません。

アメリカでは昨年から個人間送金ができる『Apple Pay Cash』が利用可能になりました。これなら複数人で外食した時の割り勘もキャッシュレスで簡単に行えます。日本は現金主義が根強く残っていてなかなかキャッシュレス化が進みませんが、早く日本でも使えるようになって欲しいですね。


# 3.時々持ち歩くモノ

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基本的にパンツの前ポケットに収まるEDCアイテムだけで生活していますが、場合によっては以下のモノを持ち運んでいます。


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# 1.Knirps Travel

雨の日に愛用している、折りたたみ傘でお馴染みクニルプスの最小最軽量モデル。重量はわずか195gと超軽量で、折りたたんだ状態は長さ17センチ、厚さ3.5cmと超コンパクトながら、開いた状態は直径93cmと通常の傘と変わらない十分なサイズを実現しています。フォルムがフラットなので、パンツの後ろポケットに入れてもかさばりにくいのが調子良いですね。


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# 2.Flyshark Keyboard iLepo 360

外出先で長文のテキストを打ちたい時に愛用している、折りたたみ式の軽量薄型Bluetoothキーボード。重さわずか130gのフルサイズキーボードで、上列の数字キーを排除してファンクションキーで代替することでサイズをギリギリまで削っています。外装はアルミ製になっていて剛性と質感が高く、キー配列にややクセはありますが、慣れればタイピングスピードが劇的にアップするので長文も苦になりません。

折りたたみ式モバイルスタンドとセットで愛用していて、持ち運ぶ時にはモビロンバンドでまとめてパンツの後ろポケットに入れています。


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# 3.Apple MacBook Pro 13”

MacBook Proをプライベート用に13インチ、会社用に15インチを愛用していて、それぞれを自宅と会社に置きっぱなしにしているので、毎日の通勤で持ち運ぶことはほとんどありませんが、外出先で軽くクリエイティブワークをする時に持ち運びます。

MacBook Proに必要なポートが全て揃ったコンパクトなUSB-Cハブ『Lovicool USB-C Hub』とセットで愛用していて、持ち運ぶ場合にはiPad Pro同様に小脇に抱えて持ち運んでいます。


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# 4.Apple iPad Pro 10.5” Wi‑Fiモデル

外出先で読書や映像を楽しみたい時や、手書きのメモやアイデアスケッチを描きたい時などにはiPad Proを持ち運びます。iPad Proには音楽や映像、写真だけでなく、雑誌、書籍、書類、説明書、カードなど、あらゆるものをデータ化して入れています。ビューワーとしてはもちろんですが、最近はちょっとしたクリエイティブワークにも使っています。

アップル純正スマートカバーと、ベゼルにはさんで固定するApple Pencilホルダー「LINK」とセットで愛用していて、小脇に抱えて持ち運んでいます。


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# 5.Granite Gear Air Carrier

自宅と会社でちょっとしたモノを持ち運ぶ必要がある場合には、手のひらサイズに折りたためる超軽量トートバッグを愛用しています。シルナイロンコーデュラ製で防水性に優れ、ジッパー式なので中身が見えてしまうことも無く荷物の落下も防ぐので安心。

持ち運ぶモノによっては紙袋でも十分代用できるので、自宅と会社にいくつか常備しています。会社の紙袋だとちゃんと仕事をしている人を演出できて便利ですよ(笑)。


# 4.バッグの中身

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ここ数年バックパックは普段使いも海外へ行くのにも『Arc’teryx Veilance Nomin Pack』を愛用しています。前述した通り、MacBook Proをプライベート用に13インチ、会社用に15インチを愛用していて、それぞれを自宅と会社に置きっぱなしにしているので、毎日の通勤で持ち運ぶことはほとんどありません。なのでバックパックは、悪天候でMacBook Proを持ち運ぶ時や、MacBook ProとiPad Proを一緒に持ち運ぶ時、会社の外で仕事をする時などに使っています。その場合のバックパックの中身は以下の通りです。


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# 1.Apple MacBook Pro 13”

バックパックを使う時には電源アダプタもセットで持ち運びます。13インチのMacBook Proのモバイル用電源アダプタは、『Anker』のコンパクトなUSB-C急速充電器『PowerPort Speed 1 PD30』を愛用しています。アップル純正電源アダプタよりも一回りコンパクトですが、Power Deliveryに対応しているのでバッチリ充電が可能です。ショートタイプのアップル純正USB-Cケーブルとセットで愛用しています。


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# 2.Apple iPad Pro 10.5” Wi‑Fiモデル

前述した通り、iPad Proにアップル純正スマートカバーと、ベゼルにはさんで固定するApple Pencilホルダー「LINK」とセットで愛用していて、小脇に抱えて持ち運んでいます。


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# 3.ステーショナリーケース / ハードウェアケース

細々したケーブル類やガジェット、文房具はビニールポーチにまとめています。透明だといちいち開けなくても中身が確認できて便利なんですよね。ステーショナリーケースにはSサイズ、ハードウェアケースにはMサイズと、サイズ違いで使い分けています。


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# 4.リキッドパック

仕事で急遽ホテルに泊まることもあるため、バスルーム関連一式は無印良品のクリアーケース小分け袋にまとめて普段からバッグに常備しています。バスルーム関連に限らずヘアワックスや爪切り、歯みがき粉や歯ブラシ、洗濯用洗剤などの日常生活用品もまとめてあります。


# 5.アンダーウェア

一泊分のアンダーウェアも衣類圧縮袋に入れて常備していて、最近はアマゾンで限定販売されている衣類圧縮袋を使っています。薄手で耐久性はありませんが、価格も安くコンパクトでかさばらないので、消耗品として割り切って使えます。


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# 6.Finetrack ナノタオル

世界最先端のナノ繊維の力で水に濡らすだけで汚れや皮脂、油をすっきり落とすことができる超軽量な速乾性アウトドアタオル。収納時は手のひらサイズですが、広げると幅85cmと一般的なタオルのサイズになります。生地は極薄ですが驚異的な吸水力で、濡れても搾って干せばあっという間に乾くので繰り返し使えて便利。また、水で濡らせば優れたクーリング効果を発揮し、石けんをつけて体を洗う時のボディタオルとしても使うことができるので、スポーツやアウトドアではもちろん旅先ではかなり重宝します。


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# 7.Dream Essentials Sweet Dreams

アメリカのアイマスクブランド『Dream Essentials』のフラッグシップモデル。目と鼻の形に合わせた立体的なデザインで、睡眠時の眼球の動きを邪魔することなく目に入る光をしっかりと遮断。クッション性のある素材も薄くて軽量でかさばりません。


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# 8.Nalgene Kitchen 広口0.5L

様々な用途で長年愛用しているナルゲンボトル。広口なので飲みやすくて洗いやすいし、落としてもビクともしない頑丈さも気に入っています。アウトドアで過ごす時には欠かせませんが、普段でもなるべく無駄な飲み物を買いたくないので、水を入れて持ち歩いています。


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# 9.Dr.’s Natural Recipe オーガニックローナッツ

最近小腹が空いた時に食べている、ノンローストのオーガニックミックスナッツを携帯用食料として常備しています。オーガニック素材のみを厳選し、ノンローストのアーモンドとカシューナッツに加え、希少なミッドナイトビューティーレーズンをミックスしています。フレッシュで栄養成分たっぷりなのはもちろん、味付けされてない素材本来の美味しさが楽しめますよ。


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# 10.エマージェンシーグッズ

最低限のファーストエイドキットをまとめたポーチエマージェンシーブランケット、手のひらサイズの高性能浄水フィルターヘッドランプソーラーチャージャーモバイルバッテリーを災害時の備えとして普段からバッグに常備しています。首都圏直下型地震への備えはしっかりとしておきたいですね。


# 5.手ぶら旅

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近年は海外にも普段使っているバックパックで行くようになりましたが、先々週末にクアラルンプールまで手ぶらで遊びに行って来ました。いつも海外へ行く時はろくに準備もせずにギリギリまで仕事をしているんですが、仕事帰りにそのまま手ぶらで海外へ遊びに行くことで、海外旅行があまり特別な事では無く、いつもより遠い場所へ遊びに行くという感覚に変わってきました。今回の手ぶら旅では前述したEDCアイテムに加えて以下のモノを持って行きました。

# 1.Spibelt
# 2.
Brooks Brothers オックスフォード ボタンダウンシャツ ノンアイロン(パーソナルオーダー) / Arc’teryx Squamish Hoody
# 3.
Patagonia Baggies Lights
# 4.
Patagonia Capilene Daily T-Shirt
# 5.HOM マキシボクサーパンツ HO1
# 6.
Naigai N-Platz Silk
# 7.
Dr.Scholl おうちで MediQtto ひざ下
# 8.極小USB電源アダプター + 巻き取り式マイクロUSBケーブル + Lightning変換アダプタ
# 9.
Tunewear Tunemax for Apple Watch
# 10.リキッドパック


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Spibelt

アンダーウェアと最低限のバスルーム関連一式は、コンパクトなウエストバッグ『Spibelt』に収納しました。普段はランニングなどのスポーツや、アウトドアや旅先での手ぶら行動用バッグとして愛用していて、軽量で伸縮性が高く身体にピッタリとフィットするので快適です。普段使いでもタイトなパンツを履く時に使えばポケットが膨らまないので重宝します。バックルで簡単に脱着でき、コンパクトなので着けているように見えないのが調子良いです。


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手ぶら旅スタイル

手ぶらでは空港の税関検査で怪しまれるので白シャツを着用。その上にパッカブルなソフトシェルジャケットを重ね着し、パンツの下には水着にもなる水陸両用ショーツを重ね履きして行きました。これで機内や施設内での防寒対策や、急に天候が悪くなった時などにも対応できるし、ランニングやトレーニングはもちろん、プールや海でもバッチリ遊べます。ジャケットやスーツにも応用できると思いますよ。


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現地に到着したら、ソフトシェルジャケットは脱いで折りたたみます。手のひらサイズに収納できるパッカブルタイプでかさばりませんが、カラビナを使ってパンツのベルトループにぶら下げておけば手がふさがりません。チェストポケットが使えなくなってしまうので、コンビニなどでビニール袋をもらっておくと何かと重宝します。


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ホテルに到着したらTシャツとショートパンツに着替えて、着ていた白シャツとアンダーウェアを洗濯します。白シャツはノンアイロン加工されているので、洗った後にそのまま干して乾かすだけでシワにならずに楽チンです。アンダーウェアは全て速乾性に優れた素材なので、絞ってタオルで水気を吸い取ればほとんど乾きます。同様に夜寝る前に脱いだ衣類を洗濯するのを繰り返せば、2セットだけで何日でも対応可能ですね。

ボクは基本的に旅先で衣類の現地調達やお土産は購入しませんが、もし買い物をして荷物が増えてしまった場合でも、ホテルに紙袋をもらえば問題ありません。



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リキッドパック

ホテルのアメニティグッズで十分な日常生活用品は割り切って、お気に入りのシャンプーと化粧水、ヘアワックスを入れた小分け容器、洗濯用洗剤胃腸薬サプリメントを小分け袋にまとめて持ち運びました。こうやってまとめてみると、普段いかに無駄な日常生活用品を持って旅行していたかを実感できます。



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やりたいことを犠牲にしない

荷物を削ぎ落としてあえて手ぶらで行ったのは、自分の必要最低限のモノを見極めたかったということもあります。なので機内や旅先で読書をもっと楽しみたければiPad、本格的な写真や動画を撮りたければカメラ、ちょっとした空撮を楽しみたければ小型ドローンを持っていくのもいいと思います。カメラならストラップで吊り下げて持ち運べるし、iPadや『Ryze Tech Tello』のような小型ドローンなら片手で簡単に持ち運べます。

手ぶらで海外旅行というのは身軽さを追求した一つの究極形だと思いますが、そのためにやりたいことを犠牲にするなんて本末転倒ですからね。


# Outro

手ぶらライフの開放感を味わってしまうと病み付きになってしまい、二度と通勤で重たいバッグを持ち運びたくなくなると思います。あえてデメリットを上げるとすれば、ボクは仕事柄いつもラフな格好で働いていることもあり、手ぶらでオフィス街をブラブラしていると、何をやっているのかよくわからない怪しい人に見えてしまうことですかね(笑)。

また、今回手ぶらでクアラルンプールに遊びに行きましたが、台湾、香港、バンコク、シンガポールなど、行き慣れたアジアの都市に2、3泊する程度ならこのスタイルでも十分だと思いました。ボクも遂に新しいサーフ感を体得できたのかもしれません。

普段から旅先のホテルにいる時のように生活したいと思っていますが、世界のどこの街に行っても忙しなく観光したり特別なことをするのではなく、いつもの休日と同じように過ごす。旅を非日常ではなくいかに日常の延長にすることができるか。その先に一体何があるのかを発見したいと思う今日この頃です。

このnoteが生活や価値観を改めて考えるきっかけになればうれしいです。


ボクの所有物をまとめた電子書籍も是非読んでみてください。


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Masaya™
これからも自分で購入した選りすぐりのモノやサービスだけを紹介しながら、新しいライフスタイルを探求していきますので、サポートよろしくお願いします🙏🏻😎