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交通事故の死者数の推移は?増えているのか減っているのか?
皆さんこんにちは!まっきーです。
皆さんは、日本における交通事故の死者数は減っていると思いますか?それとも増えていると思いますか?
最近、高齢者の運転ミスによる事故が報道されることが多いため、増えているように思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「交通事故の死者数」について記事にします!
交通事故死者数の推移
日本における交通事故の死者数ですが、結論を先に言うと死者の数は減少傾向にあります。
警察庁は1月4日、令和2年中(2020年1月~12月)の交通事故死者数を発表した。発表によると交通事故死者数は2839人。これは警察庁が1948年(昭和23年)に統計を開始して以降、最小の交通事故死者数。2019年より376人減少し、初めて3000人を下まわった。
引用元:Car Watch さんより
直近の数字、つまり2019年と2020年の差を見ると376人の減少でした。この数字をどう見るかですが、個人的には「コロナによる外出自粛」の影響ではないかと見ています。
また、長いスパンで見ると、1970年(昭和45年)を境にかなり減少傾向にあり、特に1993年(平成5年)以降は、減少の一途を辿っています。
引用元:Car Watch さんより
1970年ごろには1万6000人を超えていた交通事故死者数は、近年は4000人以下に減少。2015年に前年から4人増となったものの、それ以降は確実に減少しており、2020年は3000人を下まわった、という状況でした。
年代別で見るとどうか?
冒頭で話した通り、近年では高齢者の操作ミスによる事故がクローズアップされる事が多いですが、実際はどうなのでしょう?
内閣府のホームページの中に、以下のようなグラフが公開されていました。
引用元:内閣府 ホームページより
上記グラフでは、若年層の減少が目立つ一方で、高齢者の死者数は減少傾向はあるものの、高い割合を占めていることが分かります。
この事から、やはり高齢者が交通事故を起こす、または巻き込まれる事象が相対的に高いことがわかりますね。
全体での交通事故による死者数は減少しているものの、高齢者が絡む事故をいかに減らすかが、今後の課題であることが伺えます。
死者数を減少させた要因は何か?
ここからは、データではなく私の推測や思いが入りますので、あらかじめご了承下さい。
高齢者による事故の割合が高い傾向にあるも、全体的に見れば、約50年前に比べ交通事故の死者数は1/5程度まで減少しています。
これはかなりの減少率と言えると思うですが、あまりニュースなどで聞きませんね。
個人的には、各自動車メーカーの「安全に対する取り組み」が、この結果を生んでいると思います。
車の性能も、50年前よりも遥かに向上しているはずです。
数年新しい車に乗らないだけで、次々と新しい技術が生まれ、車に搭載されていますよね。技術の進歩が本当にすごい。
特に死者数の減少に貢献している装備に、以下の装備が挙げられるのではないかと思います。
①衝突軽減自動ブレーキ
②踏み間違え防止機能
③エアバックの普及
④レーダークルーズコントロール
⑤ドライブレコーダーの普及
メーカーによって呼称は様々ですが、今ではこれら安全装置が当たり前に車に搭載されるようになっています。
④と⑤については基本オプション装備ですが、④などは「高速道路における居眠り運転」の抑止や事故軽減に、かなり効果があると思います。
⑤については直接的な事故防止にはなりませんが、カメラを設置することで安全運転を意識したり、「撮られている」ことによる意識的な事故抑止に貢献していると思っています。
車は、ひとたび事故が起きれば自分や家族の命を危険に晒すだけでなく、誰を巻き込む可能性がある乗り物です。
これら装備を頼りつつも、安全運転を心がけて行きたいですね。
まとめ
以上が、交通事故の死者数にまつわる話しでした。
私が交通事故の死者数を調べたのは、何となくの気まぐれだたのですが、これ程までに減少しているとは少し予想外でした。
それだけ、各自動車メーカーが弛まぬ努力を重ねて、車における安全性能や安全機能を充実化させている、という事なのだと思います。
そう考えると、感謝しかないですね!
個人的には、こういった「安全装備」については、装備車には『減税などを適用して普及率を高めるべき』だと思います。特に高齢者には必須にして欲しいくらいですね。
やはり、お金に余裕がないとき、こういったオプションの安全装備は削減対象になってしまいますからね。
しかし、このような安全装備が充実していても、運転するのは人間です。自分の運転や安全装備を過信せず、安全運転で過ごしたいものですね!
一方で、人間が一切運転に関与しない「自動運転技術」が、当たり前の時代になるのも、そう遠くない未来に訪れる気もしています。
それが実現したとき、交通事故の死者数ゼロが実現するのかも知れませんね。
以上、交通事故の死者数についてでした!
※本件について、そら美ちゃんと会話した記事もあります!興味のある方は、そちらもご覧になってください!