【デモンズ/デモンズ2】悪魔と戦う人間たちを描いた傑作ホラー映画
80年代ホラーの中に『デモンズ』と言う映画がある。ホラー映画界の巨匠「ダリオ・アルジェント」監督の作品である。
この映画、ベースには「クトゥルフ神話」があり、出てくるバケモノたちも、いわゆる悪魔的な存在。だからデモンズなのだ。決してゾンビではないからあしからず。
ゾンビではないが、デモンズさん達は相当に個性的で不気味である。顔がヤバイ事になっている。牙も生えてるし、爪も鋭く伸びている。見た目がかなりヤバいので、高校の時にこれを観て、相当にビビった事を思い出す。
こんな顔した奴らに襲われたら、たまったものじゃない。悪夢そのものじゃないか。しかも、彼らは映画のスクリーンやテレビから飛び出てきていた。そんな登場の仕方があるのかと、当時はかなり関心した。しかし、今思うとこの登場の仕方、邦画の『リング』っぽいなと思う。もちろん、先に取り入れたのは時間軸的にこちらのデモンズだと思うが。
80年代ホラーだから、特殊メイクなんかも手作業なんだろう。だからなのはか知らないが、とびきり不気味に仕上がっている。中でも、「デモンズ2」に出てきて、主人公たちをしつこく追い回す女デモンズがいい感じにキモイ。キモ過ぎて、妹と一緒に観ていて震え上がってしまった。
この彼女を見られるだけでも、この映画を観る価値はあると思う。それくらい不気味。もはや悪ノリにしか見えないくらいだが。
デモンズは、何故かシリーズ化しているのだが、実際にダリオ・アルジェント監督が関わっているのはデモンズ2まで。それ以降はデモンズとの闘いとは全く異なる内容なので間違えないように。
こちらの映画についても、YouTubeにて動画をアップしているため、良かったらそちらも観て頂けると有難い。そして、この映画を観たいと思っていただけたら幸いである。
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