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サラリーマン脳(従業員脳)からの脱却と成長志向への転換

(最終更新日:2022年1月5日)

皆さんこんにちわ!まっきーです。

今回は『サラリーマン脳(従業員脳)』について記事にします!

サラリーマン脳って何ぞや?って思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、知って損はしないと思います。

是非一度、この言葉の意味を知って頂く機会になれば幸いです。

それでは、気になる方は続きをどうぞ!

サラリーマン脳とは何か?

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サラリーマン脳(従業員脳)とは「サラリーマン的な思考をベースとした脳」という事です。

私もいつの間にか、そして長い間サラリーマン脳でした。

学校に通って高校あるいは大学を卒業したら、どこかの企業に就職する」これは極めて当たり前の認識ですよね。

一部の特殊な能力の持ち主(例えばスポーツ選手やミュージシャン)や、家業を継ぐ人でもない限り、殆どの方はそう思って学生時代を過ごしていたはずです。

しかし、本当にそう決めつけてしまって良いのでしょうか?ごく普通の凡人には、他の選択肢はないのでしょうか。

もちろんありますよね。でも、いつの間にか企業に就職することが当たり前の事と認識して生きていました。

さて、そろそろ本題に入ります。では「サラリーマン脳」とは何か?

これについては色々考え方があるようですが、私が理解しているポイントは以下の通りです。

①時給で働くことを前提にしてる
②金銭的に会社に依存している
③サラリーマンしか選択肢がないと思っている

上記ポイントを1つずつ見て行きましょう。

①時給で働くことを前提にしている

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いやいや、時給制はパートやアルバイトの事でしょ?と思うかもしれません。

もちろん正社員の方が貰える給与はアルバイトに比べたら高いと思いますし、福利厚生も手厚いかも知れません。

しかし、単に「労働力を提供している」という点は全く同じです。問題なのは時給の額ではありません。

「サラリーマンも自分の労働力を時間で売っている事に変わりはない」という事実です。

時間で労働力を提供している」というスタイルですね。

例えば、皆さんが会社で生み出したアイデアや創作物(例えばプログラムや仕様書、運用のスキームやマニュアル等)は、全て会社に帰属します。

どんなに努力や苦労を重ね、創作物や資産を積み上げたとしても、それは「会社の資産」にしかなりません。

もちろん、その過程で得られる知識や経験は身に着くでしょう。それらも大切な「自分の資産」である事に違いはありません。

しかし、サラリーマンとして働き続ける限り、自分の手元には時給で得た「お金」しか基本的には残りません。

時給で働く」とは、そういうことです。

もし、同じだけの努力をするなら、自分に資産が残る方向で努力した方が、将来の自分のためになると思いませんか?

②金銭的に会社に依存していること

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会社員にせよアルバイトにせよ、基本的には会社に出勤して働かないと給料は貰えませんよね。

しかし、万が一働けなくなったとき、会社はあなたを守ってくれるのでしょうか?

会社から見れば、働けない(=利益を生み出せない)社員は要りませんよね?そんな社員ばかり抱えていたら会社が潰れてしまいます。

私は仕事のストレスで会社に行けなくなった時期がありました。

もちろん有給休暇があったけど、休んでいる間の不安は「このまま働けなくなったらどうしよう?」でした。

有給休暇がなくなったら欠勤扱いですから当然給料がもらえません。その状態が続けば、やがて生活できなくなる可能性があります。

「会社に依存するのはリスクがある」と感じたのはその時です。

私が副業を始めたキッカケであり「自分の力で稼ぐ道」を作っておかないと危険なんだな、と感じた瞬間でした。

日本の良き時代の「終身雇用」という考え方は、残念ながら現在の企業にはすでに無い概念だと私は思います。

どんな会社でも、必要がないと判断されれば社員は経費削減の対象として「リストラ」されるのが当たり前の時代です。

それが極めて合理的な考え方ですし、それを否定したら会社が潰れかねませんからね。

※松下幸之助さんの言葉

少し話が逸れますが、皆さんは松下幸之助さんをご存じでしょうか?現パナソニックを1代で築き上げた有名な経営者ですね。

松下幸之助さんは、1929年にデフレ不況により会社の利益が半減した時でさえも「一人も解雇するな、一円も給料を下げるな」と言ったそうです。

「そんなことしたら、会社が潰れるのでは?」と思いますよね。

で、その結果どうなったと思います?

社員はその言葉を聞いてウォーッ!と歓呼。嗚咽しながらの歓呼。こみあげる感動に、みな突き動かされます。

そして、大量の在庫を抱えていたはずなのに、製品を売りに売り続け、わずか2ヶ月で在庫がカラになるという「奇跡」を起こしました。

このエピソードは非常に感慨深いものがありますね。皆さんはどう思われますか?

こんな経営者の元でならば、一生会社の為に頑張ろう!と思えるのかも知れませんね。

さて、話しが逸れましたので戻します。

③サラリーマンしか選択肢がないと思っている

サラリーマン脳で一番強烈な「刷り込み」がこれですね。

もはや常識とも思える「特別な才能がない人間はサラリーマン以外に道はない」という考え方。

私自身も完全にそう思い込んで、これまで生きてきました。

もちろん独立して会社を立ち上げる人も居ます。でも普通の人なら「自分に起業なんて絶対に無理だ」と思いますよね。

起業するのはリスクが高いですからね。まとまったお金も必要ですし、その事業が上手くいくとも限りません。

そんなリスクを背負うくらいなら、サラリーマンでいいやって普通は思いますよね。

もちろん、サラリーマン自体が悪いと否定するつもりはありません。

サラリーマンで、しっかり稼げるのだけの能力があるのならば、それも良いのかも知れません。

しかし、私のような凡人にサラリーマンで年収1,000万越えとか絶対に無理なんですよね。

それに、今の日本では延々とデフレ不況が続いており、残念ながら今の政府にこの状況を打破できるとは到底思えません。

これからも国民の税負担は増え続け、一方で給料は上がらない、という状況が続くでしょう。

※このあたりの日本経済について興味のある方はこちらの記事をどうぞ。

もちろん生活に困らない程度の収入は今でもありますし、このままサラリーマンで生きて行くのも一つの選択肢です。

しかし、老後の事も考えるとかなり不安が残ります。「他に選択肢がない」のは、やっぱりリスクに感じます。

だからこそ、リスクヘッジは必要ですよね。

自分にはサラリーマンしか道はない、と思い込むのは早計だと思います。

サラリーマン脳から脱却しよう

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私自身、もちろん仕事上で得た知識や経験はあります。それを使って、ある程度の仕事をする能力はあります。

しかし、だからと言って「この能力が特に優れている」と言えるモノが、今の自分には無いのですよね。

自分の成長を考えずに、単に仕事をこなすだけでは自分自身の成長には繋がらない。これが現実なのだと思います。

改めて考えると、これってかなりヤバくないですか?まだ30代くらいの若者なら分かりますが、私はもう50過ぎのおっさんです。

いつの間にか「サラリーマン脳」になっていて、自分自身を成長させる事を疎かにしている事に、ようやく50歳で気づきました。

仕事で疲れている中で時間を割いて勉強するのは、当然キツイですし疲れますよね。仕事以外の時間くらい、ゆっくり過ごしたいと思って当然です。

しかし、それを続けた結果、今の自分がある訳ですね。

だから、今はブログで記事を書いたり、ライティングやSEO、マーケティングの勉強を少しずつ始めています。

自分自身を成長させる思考への転換

結論ですが「サラリーマン脳」とは「自分自身の成長を諦める思考」と私は理解しています。

総務省統計局が2016年に実施した「平成28年社会生活基本調査」では、日本人の平均勉強時間は「1日6分」との事でした。

なんと95%の人が「勉強時間はゼロ」と答えているそうです。つまり、殆どのサラリーマンは勉強に時間を充てていない、という事です。

これが事実なら、自分自身の成長のための勉強を継続すれば、他の95%のサラリーマンに圧倒的な差をつける事ができます。

それに、サラリーマン脳を捨て「自分自身を成長させよう!」と考えるだけで、何だか少しワクワクしてきませんか?

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もちろん、そのためには相当な努力が必要です。

サラリーマンを30年もやっていた人間が、簡単に稼げるようになる、なんて事も絶対にありません。

でも、少なくとも自分自身の成長のために勉強をすることは、今後の自分にとって必ず役に立つと私は思います。

皆さんも一度サラリーマン脳を捨て「自分自身の成長のための時間」を確保してみてはいかがですか?

こんな偉そうな記事を書いていますが、私自身まだスタートラインに立った程度の人間です。

だからこそ、1年後の成長している自分を想像して、日々コツコツと努力できるような人間に変化すべく努力しています。

この記事が、皆さんの何かのキッカケになったら本当に幸いです。

以上、サラリーマン脳についてでした!

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