Last Of Us PARTⅡ プレイ雑記58『旅の終わり』
※ストーリーのネタバレが含まれますのでご注意ください!
※今回が最終回になります。
ラトラーズたちの拠点を突破し、ようやくアビーが囚われている収容所に到達したエリー。果たして、エリーはアビーと再び対峙できるのか・・・?
囚われている捕虜たちを発見
奥に進むと、牢屋らしき場所に囚われている捕虜たちを発見するが、不意打ちを喰らうエリー。しばし肉弾戦を繰り広げるが、最終的にラトラーズの女は捕虜たちに捕まり殺される。
日頃の恨みとばかりに牢屋越しに囚人たちに殺される女・・・ご苦労さま。
牢屋から脱出し、手に武器を携える囚人たち。牢屋のすぐ近くに銃なんて置いておくなよってツッコミはさておき、その囚人たちにアビーの居場所を尋ねるエリー。
「アビーは逃げた罰で、杭のところにいる」との情報。浜辺に行けば分かるとの事で、さっそく浜辺に向かいます。
別人のようなアビー
言われたとおり浜辺に行くと、杭に吊るされた人を多数発見。そして、その中にアビーの姿が。かなりやせ細っていて、あの屈強な身体の面影はなく、まるで別人。私は最初アビーだと分かりませんでした。そして、エリーはおもむろに縄をナイフで切る。
杭から解放されるアビー。エリーはナイフを右手に持っているものの、アビーを襲う気配がない。それに気づいてか、アビーもエリーを無視してレブの縄をほどき始めた。
「こっちにボートがある」とエリーに告げ、ボートに向かうアビー。エリーもその後を着いて行く。果たしてエリーはどうしたいのでしょう?
満身創痍の身体でアビーの後についていくエリー。
最後の対決
しかし、やはりエリーはアビーと戦いたいらしく「このまま行かすわけにはいかない」とアビーに自分と戦うよう告げる。しかしアビーは「私はもう戦わない」と拒否する。「もう戦う理由はない」という事でしょうね。
しかし、エリーには戦う理由がある(と思いたい)らしく、エリーがレブの喉にナイフを当てて戦うように強要し、仕方なしに応じるアビー。二人の最後の戦いが始まる・・・。
前回はアビー視点でしたが、今回はエリー視点からのアビー戦。この戦いは切なすぎます。正直勝ちたくもないし、負けたくもない。戦ってほしくない。しかし無情にも戦いは続く・・・(*´Д`)
戦いは泥臭く殴り合いが続く。しかし、体力に勝るエリーの優勢となり、最後はアビーを力づくで溺死させようとする。エリーもうやめてくれ・・・。
その瞬間、エリーの脳裏に最後に見たジョエルの姿が。そしてその瞬間、エリーはその手の力を緩め、アビーを解放します。
「もう行って あの子と一緒に」エリーが最後にアビーに宛てた言葉。エリーはアビーを許しました。それは何故か。ジョエルのため?自分のため?レブのため?理由は分かりませんが、アビーを許した事だけは事実。
あの家へ
その後、ディーナ達と過ごした家へ向かうエリー。しかし、家はすでに誰も住んでおらず、もぬけの殻。
家に入り、置いて行ったジョエルのギターを弾き始める。しかし、アビーとの闘いでエリーは左手の薬指と小指を半分くらい失っており、上手く弾けない。
それでも何とか弾いていると、そのまま回想シーンへ。その場面は、おそらくエリーがジョエルと会話をした最後のシーン。
最後の会話
この場面は、恐らくエリーがディーナとキスをして騒ぎになった夜の事だと思われます。エリーがジョエルの家を訪ね、エリーはセスと揉めた時の事や、巡回の事でジェシーに口出ししている事でジョエルを咎める。
その後、会話は「ファイアフライの病院での出来事」に。やはり、エリーはワクチンの開発という「自分の役目」を奪われた事でジョエルを責める。
しかし、ジョエルはこう言う。「もしも神様がもう一度チャンスをくれたとしても、俺はきっと同じ事をする」と。そこには例えどんな理由があろうとも、絶対にエリー助ける、と言うジョエルの強い意思を感じます。
自分以外の誰かに、こんな風に大切に思われる事って、親以外では普通無いと思いませんか?ましてや、この終末世界で、これほどまでに誰かに大切に思われる事が、どんなにありがたい事か・・・。
その事に対してエリーは「多分・・・一生その事は許せないと思う。でも・・・許したいとは思っている」と告げる。
それに対してジョエルは「それでいい」と返す。
「じゃあまたね」と告げて去るエリー。そして、時系列的には翌日の朝からこのゲームの冒頭のシーンに戻る。そのため、これが2人の最後の会話になったのだと思います。
不器用なエリーが、勇気を出してジョエルを「許すため」のキッカケとして訪れた場面だと思うんですよね。そうやって、2人の間に出来てしまった溝を埋めるつもりだった・・・しかし、その機会は永遠に訪れる事はありませんでした…。
ギターを置いて去るエリー
ギターを弾き終え、ジョエルからもらったと思われるギターを窓辺にそっと置いて、その家を去るエリー。これからエリーはどこへ向かうのか。
ギターはジョエルとの思い出そのもの。それを置いて行ったという事は、エリーが「ジョエルの死を乗り越えて、再び自分の人生を歩き出した」事を表しているのではないか、と自分は感じました。皆さんはどう思いましたか?
さて、長かったこ物語もこれで終わりです。個人的に大満足のゲームでした!こんな傑作には、なかなかお目にかかれないでしょう。次回作があるかは分かりませんが、期待せずにはいられません。
人間として成長したエリーを、もう一度見てみたい。そう願わずにはいられないのでした。
今回のプレイ動画は、下記から閲覧可能となっております。もしご興味がある方は、併せてご視聴頂けると、とても嬉しいです!