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rei143
幸せのてっぺん 後編
独立して
新しいBARの開店準備して
毎日忙しい中でも連絡をくれて
彼にとっては気まぐれだったかもしれないけど
私には極上の幸せなことだった
会うのはもっぱら
彼のお客さんとお客さんの間の時間
もしくは
泊まりがないときの夜
ある日の連絡で
"明日は久しぶりにホテルでイチャイチャしよう"
ちょっと照れくさかった
彼とプライベートで会うようになって
初めてホテルに行く
ホテルの空間に2人だけ
当たり前なんだけど
これ以上ないほど幸せ
「俺ね、ずっとcotoと長くいられる時間を狙ってたんだよ!ホントはこのまま朝まで一緒にいられたら最高なんだけど」
「この時間を作ってくれただけで幸せだよ!ありがとう」
ワイン飲んで
お風呂に入って
えっちして
いつもと変わらない全てが
今日はキラキラ見えて
彼が囁く
「マジで愛してるよ」
それすら本物に思えて…
えっちが終わって
大好きな彼との時間が幸せすぎて
泣きじゃくってしまった
「幸せすぎる」
「俺も、俺も」
ずっとこのまま何も変わらずに
ずっと一緒にいられるものだと思っていた