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50歳の私がヨガインストラクターへと一歩踏み出した話


はじめまして

こんにちは。ヨガ&コーチングのみずこです。
「人はコンテンツじゃなくて想いに共感するんだよ。noteに想いをしたためたらいいかもね」とコーチングトレーニング同期の友人に言われて確かに想いを伝えられていないし、伝えたいって思っていたので早速noteを始めてみることにしました。よろしくお願いします。


自己紹介

1973年生まれ。この秋に51歳になります。
平日はビューティーカンパニーに勤務。勤続31年目です。
2024年4月から副業をスタート。ヨガインストラクターとコーチをしています。49歳になる頃から50歳になるその前後くらいにヤバい!私このままでいいのか?という漠然かつ猛烈な焦りを感じるようになりました。でもそれを原動力に私の人生は面白い方向に転換してきました。新しいことを始めるのにはタスクが多く労力がかかり大変ですけど一歩踏み出した50歳の今、手探り状態ながらも自分の好きなことができて新しい出会いや学びがあり、毎日が楽しいです。

普段はInstagramメインに発信していますが、noteにはその裏にある私の想いや裏話みたいなことを記していきたいと思います。Instagramはビジュアル優先で記載したキャプションつまり、想いの部分に対していいねをいただいている実感が少なく、そもそも画像や映像がないと投稿できないので伝えられることが少ないと思っていました。
そうだnoteがあった、と友人に気づかせてもらったのが数日前です。


コロナ渦で変化した私がヨガの価値観

大流行していたホットヨガを2003年頃に始め、LAVA、Yoga Plus(現Zen Place)とお世話になってきました。コロナ渦で通っていたホットヨガスタジオが閉鎖してしまい、汗をかいてなんぼだった私のヨガの価値観が根底からくつがえされようとしていて私は動揺しました。汗?それだけ?と思うかもしれないですが当時の私としては汗をかき心身のリフレッシュすることがルーティーンとなっていて、とても大事な価値観でした。しばらくの迷走(迷子)期間中にはアクセスが少し不便なスタジオまでホットヨガをしに行ったり、ヨガとピラティスを行った来たりしたり。楽しいなと思うこともあれば滝汗をかいたあとの爽快感への未練を断ち切れなかったりで悶々していました。

迷走期間から抜け出してやっぱりヨガが好きと思えたきっかけは、呼吸と合わせて体を隅々まで気を配り体を動かすことで深い集中に入り、そのことが自分を丁寧に扱っている、と感じられてそれが自分の中で合点がいくというか自分にはこれが必要、と思えたことです。そしてこれを伝えていきたいという気持ちが自分でも気づかないくらいほんとにうっすらと芽生えていたように思います。コロナによって私がヨガに求めていることが身体的な歓びから精神的な歓びへと1つ上の段階へと引き上げられたような時期でした。そこからは迷いなくヨガが好きとまた言えるようになりました。不思議なことに常温で行われるヨガでもわりとしっかりと汗をかけるようにもなってきていました。

2022年 49歳の時にRYT200 -Registered Yoga Teacher 200-というヨガ指導者資格を取得。
申込みするまではかなり迷っていて、すぐ人に教えるかどうかはわからないけど、いつまでもただスタジオに通っているだけでいいのか?もっと深めたほうがいいのでは?人生でこれは頑張った、といえるものがないままでいいのか?という漠然として一向に決意にむすびつかない問いが繰り返し浮かびました。

そんな時ホットヨガ時代から10年以上知っていたインストラクターさんのハタヨガのレッスンを受けてみたらホットヨガのように汗はかかないけれど知的にも満たされた感覚があって心から楽しかったのです。ヨガの価値観を変えてくれたのはこのインストラクターさんのレッスンを受けたからだったんだ、と今気づきました。
長い説明なしに人の体をこんなに気持ちよく動かさせることができるんだ、ということと、この10年インストラクターさんはいろんな勉強をして積み上げてきたんだなというのがよくわかりその成長に感動しました。そしてそのインストラクターさんが「みずこさん、RYT200とらないんですか?説明会にきませんか?」と迷っていた最後の背中を押してくれたのです。
人生全体でも50歳になる前に自分でも言語化できていない猛烈な焦りを感じていた時期です。今文章にしてみて改めて当時の気持ちを味わってみると粗野な情熱、行き先未定の台風といったワードが浮かびます。
この頃コーチングに出会っていたら資格取得の明確な目的、しかも心に響くものを自分の中から引き出せただろうし、副業スタート時期は繰り上がっていただろうなと今書いていて思いました。過去の自分に問いかけるとしたらこんな感じです。

「RYT200を取得するこでどんな変化が起きるの?」
「やらなかったことで起きる弊害はなに?」
「20年後あなたはどこにいる?」
「この先の50年どんな人生にしていく?」

これらを一言にまとめるとしたら
「あなたが人生をかけてなし遂げたいことは何?」

レポートや筆記試験、持ち帰りテスト含め人生でこんな高得点を一度にたくさんもらったことがない(RYTは落とすための試験ではないためです)という達成感と共に無事RYT200を修了しました。ただ合格通知をもらうまで半年あまりの間にうっすら芽生えたはずの「ヨガを通して自分を丁寧に扱うことを人に伝えたい」気持ちはどんどんと後ろの方に追いやられていき、ヨガを教える側になるのことやそのための準備を面倒くさいなと思うようにすらなってしまいました。そしてあっという間に1年半が経過しました。
でもここでも奮起させてくれたのは本当にこのままでいいの?という例の粗野な情熱と行き先未定の台風でした。

2024年2月からまずはプライベートレッスンからスタートさせ、今はグループレッスンのほか、毎月1回ヨガイベントを開催しています。11月には奄美大島でヨガリトリートも開催予定です。

私はヨガインストラクターなの?

ところで実は自分がヨガインストラクターと名乗ることについて、しっくりきていません。一般的な呼称で認知されやすいからそう名乗りますが毎回ためらいます。ではヨガ指導者?ヨガ講師?ヨガティーチャー?うーん、何だろう??
ということでインストラクターという言葉の意味をググってみました。実用的なスキルを教える人・・・か。

"a person whose job is to teach people a practical skill:"

Cambridge Dictionary

きっとヨガ教えることだけをしたいのではなくて、ヨガを通じて自分を大切に扱う時間を持ってほしいとか、一緒にヨガをする環境を含めよい時間を提供したいとかヨガとコーチングを組み合わせてもっと人に寄り添いたいという気持ちがあるから実用的なスキルを教える人という表現が私の気持ちにフィットしないのかもしれません。

やりたいことがコーチだ、とやっとつながった

人の良いところをみつけたり、それをほめたり、その人だからできることをやってみなよって背中を押すのが好きでした。そしてその後その人が変わっていくのを見るのが好きでした。ただのお節介ではなく、こういうのを堂々とできる立場ってなんなんだろう?とここ10年くらいたまに思っては忘れてそれを繰り返していました。
コーチという言葉はさらにその10年くらい前から知っていたし、一般的に言われているその役割も知っていたけどそれはただの文字の羅列であって私の中の回答としては浮かび上がってきませんでした。
エグゼクティブコーチをつけている友人が、みずこさんコーチに向いていると思うよとたまたま言ってくれて「あ、そうか。その立場ってコーチだったんだ」とその時やっとつながったのが昨年2023年の夏のことでした。
そこからコーチングを学べるところを探し、体験を経て2024年3月からCTIというコーチ養成機関でコーチングを学んでいます。CTIに決めた理由はマインドフルネス的な考え方が取り入られていて直感的に好き!と思ったこととクライアントとかかわる時の基本的な信念「四つの礎」の中のNCRW -People are Naturally Creative, Resourceful and Whole.-「人はもともと想像力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である」という考え方に共感したからです。知り合い全員をそのように見ることはできない時ももちろんありますが基本的にはNCRWの視線で人を見ているので、「ここで学びたい!」と思ったのです。
余談ですが本業ではエグゼクティブアシスタントをしていまして、担当するボスも10年ほど前にCTIでコーチングを学んだ経験があったことを先日知りました。彼女も「みずこさん、エグゼクティブコーチに向いていると思う」といってくれました。「エグゼクティブたちの苦悩を近くで見て知っているし寄り添い力が半端ないから。」だそうです。
ゆくゆくはヨガとコーチングを掛け合わせたサービスができたらいいなと考えています。


副業スタートできたきっかけ

副業を始めようと思ったたきっかけはコロナ渦中に会社の副業のガイドラインがあらためて整備されたことでした。以前から副業がOKなのは知っていましたがそのことにより興味が急にリアルなものに変わってきました。そこから多少ウジウジしてなぜか「6月」に副業許可申請提出と目標を定め、それまでに経験を積むんだ!と意気込んでいました。なんなら目標定めた自分偉い!と思っていましたが、ふと「あれ?副業申請するのに仕事への自信とか成功の保証まで申請するんだっけ?それって人事部が副業許可を判断する対象じゃないよね?と気づいたのが4月1日の業務時間中。
スタートにはもってこいなお日柄ということですぐにもう一人のボス(こちらがメインのボス)の空き時間をチェックし入社式が終わってからの次の場所への移動時間にゆとりがあるのを確認してオンラインミーティングを設定して副業をはじめたいという相談ではなく始めますという報告をしました。
ボスはニコニコ笑いながら話を聞いてくれて「とてもいいことだと思いますよ。僕もやりたいくらい。」と応援してくれました。すぐに書類を記入し人事部に申請し一週間後の4/8に晴れて許可が下りました。うれしかったなあ!その後5/1に開業届も出しました。(またちょっと面倒くさくなって後回しにしていました)ということで副業の体制が整ってきたところで今回は終わりにしようと思います。

最後に

今回は自己紹介を含め私とヨガの関係、なぜヨガとコーチングを仕事にしてみたいと思ったのか私に起きた出来事や想いを書いてみました。文字にしてみることで私自身改めて気づいたことがいくつかあり新鮮でした。
感想など聞かせていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。


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