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50歳の私が活躍の場所は自分で創ると決心した話

こんにちは。ヨガ&コーチングのみずこです。
こんなことできたらいいな、を形にするのが好きです。
だから私はヨガのレッスンだけでなく、イベントを企画せずにはいられないのです。前回の投稿でヨガインストラクターと名乗ることに違和感があると記載しました。それはきっとヨガレッスンをするだけじゃものたりないということが影響しているのだと思います。湧き上がるアイデアにワクワクしているうちはいいのですが、アウトプットする先がなくそのワクワクが体内での滞在が長くなると時間の経過とともにその輝きは色あせ、次に出てくるアイデアも同じように色あせ始め鬱屈とした よどんだ空気が胸の中に広がってしまいます。それが耐えられないくらい辛いのです。
アウトプットするということは私にとって自分の才能を発揮すること=活躍すること。10年かけてすねて悩んでたどり着いたアウトプット先は自分で作ると決めた私のロングジャーニーについて書いてみます。



自分らしく活躍できる場所がなくなっていった

会社員の方なら多かれ少なかれ、自分の希望する業務につけるわけではないことや、たとえそのような業務につけたとしても自分の想いに沿った仕事の仕方が必ずしもできるわけではない、という経験をするのではないでしょうか。私が勤めている企業は規模が大きいため部署や業務が豊富で、転職せずともさまざまな経験しながら成長することができます。若いうちは。または抜群に優秀であれば。
どちらでもない私はどんどん自分が希望する業務から遠ざかってしまい暗黒の40代スタートになりました。人事異動でまったくこれまでと毛色が違う部署へ異動。そこで初めてのエグゼクティブアシスタントをすることになったのです。口にこそ出しませんでしたが、「自分自身が活躍したいのに、人の世話をするなんて」と不満だらけの心になり、まだ若くて生意気盛りの私は直属の上司にたてついたり元の業務に戻せと主張したりしていました。
唯一のそして最大の救いはボスの人柄でした。知的でユーモアにあふれ、気取らず誰に対してもフレンドリーで、目上の方にも部下のみんなにも好かれる素晴らしい方で、この方のアシスタントなら、となんとか留飲をさげることができていました。そして当時部署の中で異端児だった私を面白がってくれたその最初に担当したボスのおかげで、人を裏から支えるアシスタントの身でありながらも、自分の長所を活かすことのできる業務にもつくことができていました。

私はもっとできるはずなのに

やりたいと言ったらいいよと言われたので全社手上げ式のプロジェクトに参加したこともありました。行き先のない私のクリエイティビティが悲鳴を上げていたのだと思います。社内の幅広い部署の人ととさまざまな業種の社外の人とのコラボレーションするプロジェクトでした。プロジェクトリーダーと話しているときに『A社のだれだれさんが「みずこさんはあんなに◎◎(ほめ言葉)なのに、どうして秘書 みたいな仕事なんてしているの?」といっていたよ』、と言ったのです。私は何重にも困惑しました。言いたいことがいくつも浮かんできて絡まって何から言えばいいのかわからないほどでした。「別に好きでやってるんじゃない・・・」と思ったのは覚えていますがどのように回答したかは覚えていません。
もしかすると彼女はA社のだれだれさんが「◎◎(ほめ言葉)と言っていたよ」のほうを伝えたかったのかもしれませんが、私は「なんで秘書みたいな仕事なんてしているの?」のほうで受け止めていました。
当時自分はもっとできるはずなのに、会社がその機会を与えてくれない、と不満を募らせていたせいかもしれません。転職が今ほど身近ではなかったことと自身の能力に転職するほどの自信はなく、選択肢には上がりませんでした。会社が機会を与えてくれない、私はもっとできるはずなのに、でも何か行動を起こすほどの自信はないというそれぞれが拮抗する感情にエグゼクティブアシスタントになった40歳から10年、ことあるごとに私を苦しめられてきました。

すねてやる気がないふりをしてみた

これまで仕事で得られる充実感や成長、仕事を通しての自己表現みたいなものは会社を通して得られていたし、「〇〇(会社名))のみずこ」という人格はそれ以外の私よりも多くのアイデアを形にしてきたこともあり好きだったので、充実感は仕事で得られるもの、そしてそれは会社を通してでしか得られないのだと思い込んでいました。
そしてもう会社からはそのような場を与えられないのだ、私はもっとできるはずなのに・・・とやり場のない喪失感の中、定年まで下手に目立たないように会社にぶら下がって生きるのが日本の、特別優秀でもないおじさん、おばさんの身の処し方なのかななんて思っていました。活躍しようなんて思うんじゃないぞ、と自分に言い聞かせその考えを自分に落とし込むために大真面目に後輩に話してみたら「あの、みずこさん。言っておきますけど、めちゃ目立っちゃってます。」って半笑いで冷ややかに言われましたっけ・・・。
そして49歳になるころに猛烈な焦りを感じるようになったのは初めての投稿に記載した通りです。

今はじめなければ間に合わない

50歳が目前に迫り、定年が60歳という価値観で見た時に最後の現役の10年と思えて今何かをしなければ!とという猛烈な焦りを感じました。(60になった時に、昔はそんなこと思っていたな。60は全然若いし自由で楽しいよって言っている可能性が非常に高い、と今は思っていますが)

加えて、人生が100年だとして、あと何年体を動かすことができるか、あと何年健康でいられ、何年意欲をもって活動できるか、何かを達成するには最初にかなりの情熱と一定の時間が必要です。そして何かを達成できたらそれを継続させ、その喜びを味わう時間も必要です。
今始めなくちゃもう間に合わないかもしれない、「猛烈な焦り」を紐解くとこういうことだったのだと思います。

やる気がないふりの約1年を経たのち、今やらないとやりたいときには体力が残っていないかもしれない、そうだ、会社だけに頼るから場がないんだ、活躍の場所は自分で作ればいいんだ、という結論にたどり着きました。
私は、この先の人生私と私の周りの大切な人たちに健康でいてほしいし、幸せでいてほしい。それに、ビジネスパーソンの心身の疲れをとってベストパフォーマンスを発揮するためのメンテナンスに役立ちたいし、どうせなら素敵な場所でいい時間を過ごしてほしいし、自分もそういうところにいたい。それには自分が好きなヨガが役立つじゃないかな。私にはこうしたいというビジョンも湧き上がるクリエイティビティもあるし、ものごとを編集することもできる。自分ができることをかき集めて、やってみよう。とおもえるようになりました。そのことはとても私をワクワクさせる心に響く選択でした。

最後に

自分の活躍の場所は自分で作るんだ!と行きついた後にも実際には、何度も何もしなくていい安全で退屈な場所に転がり込んではうだうだと過ごし、しばらくするとつまらなくなって奮起し、またすぐにぬるま湯に浸かってでごろごろしていたくなる、そんな風に行きつ戻りつしていました。新しいことを実行するのはいつだってエネルギーがいりますから。やってみると一つひとつのハードルはそれほど高くなく、ただただたくさんあるというだけのことでした。最初だけその数に圧倒されますが、自分が好きなことであれば目の前の少し高いだけのハードルは一つひとつ飛び越えることができます。
これを読んでくれた人が、確かにやりたいことがあるんだったら自分でその場を用意した方が早いよね、よし、やってみるか。と重たくなりがちな腰を上げる気になってくれたらうれしいです。


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