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少女の繊細な成長を演じる 若草物語 朗読劇 エイミー/小泉萌香

小泉萌香のイメージは表裏、明暗、強弱を演じ分けるパワフルな役者のイメージだった。
だからエイミーはひたすらパワフルなエイミーを想定いしていたが、若草物語は丁寧な成長譚なので、合わないだろうと杞憂オタクになっていた。


エイミーがワガママな少女から、社交的な女性へ成長するが、登場時のエイミーは本当にワガママで、特にジョーには「だって〇〇だもん」と何度も口答えする姿が演じられていて、それもお姉ちゃんに対する甘えというより自分を通そうとするクソ生意気な少女だった。

だが、それが可愛らしい

ジョーと言い合うような場面以外では大人の真似事が好きなおしゃまで社交的な女の子だった
口をとがらせてベスと大人の話をする姿が

あまりにも可愛らしい

エイミーがジョーに変わって憧れのヨーロッパにマーチ叔母さんと行くことになったシーンでは、対立することが多かったジョーに対しても申し訳無さそうにしていたし、それを言い訳せずにジョーに謝る姿を見せた
今まで見せることがなかった、少しシュンとした姿も

また可愛い

ヨーロッパから帰ってきて、ジョーにローリーとの結婚を報告するシーンでも社交的で素直な言い回しができる淑女的なイメージを強調される

可愛い

これまでは表裏が対照的でパワフルな役ばかり見てきたが、少女的な可愛らしさから淑女/女性的可愛らしまで成長を演じ分ける繊細な役を見せられて次に見たいのは悪役のエピソード0みたいな役ですね

純粋な子供時代の出来事で、
少しづつ歪んでいくき、
パワフルで魅力的な悪役に成長する、
そんな小泉萌香を私は見たい

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