2023年刺さった歌詞②
続いて7月と8月。年後半はアルバムリリースはなかったんだな。
最後のヒトリエについてはリリースは2022年ですが、購入したのは2023年だったので掲載。
2023.07.02 cinema staff『I SAY NO』
★「フェノメナルマン」(作詞:三島想平)
●消えてしまいたいぐらい 生きたいと願っていいんだ
1ヵ所抜き出して見たものの、全部を聴いてほしいかな。めちゃめちゃcinema staffが溢れている。岐阜県から出てきて尖りながらバンド続けて、まぁ、丸くなってはきたけれど、その刃はきれいに磨かれた。まだまだ行けるぞという疾走感、ついて行くぞというファンの熱。ライブで聴いて自分の中で完成された曲。こういう曲があるのって、頼もしいよな。
2023.07.26 XllX『XllX』
★「月と蝶」(作詞:斎藤宏介)
●それは薬で鎖 羽は腐り 影でクスリ 誰かが笑う
一聴してなんて歌ってるか聞き取れなかったので、歌詞見て鳥肌が立った。
★「シトラス」(作詞:斎藤宏介)
●ルサンチマン? 無論、違う 居心地悪いな
語呂が好きすぎる。ここが歌いたいがためにめちゃめちゃ練習した。
●頑張ろう言うとります
突然の漫才スタイル。主人公がなんとか自分を奮い立たせようとしている感じが愛おしく、クスッとしてしまった。
★「アカシ」(作詞:斎藤宏介)
●僕にできることはいくつもないさ
信じ抜いた先に手にした未来を進んで行け
デジタルリリースしかされていなかった曲が、ようやく盤に。
かつての仲間たちに贈りたい言葉そのものだった。これを聴くたびに「まだなんかあんだろ」と「いやもう無理だろ」が交錯する。
自分はもうどうでもいいけれど、あの頃のみんなに幸あれ。
★「うらら」(作詞:斎藤宏介)
●春はすぐそばに 最後の優しさが風に舞った まだ陽だまりの中
「最後の優しさ」というのが、春っぽくていい。出会う時にも別れる時にも、優しさは感じるものなのだ。
2023.08.23 ゴスペラーズ『HERE & NOW』
★「Summer Breeze」(作詞:浪岡真太郎・大島真帆)
●蒼天よ、魔法をかけて 祈りを叫んでしまうんだ
イケオジたちに「魔法」なんていう夢見がちなワードを歌わせる。ファン心のくすぐり方をよくわかってらっしゃる!!!!!と感服した曲。
★「Mi Amorcito」(作詞:YUUKI SANO・佐伯youthK)
●目が眩み Lie みたいに 消え去ったって Mi Amorcito
語呂が良すぎる。好き。
2022.06.22 ヒトリエ『PHARMACY』
★「風、花」(作詞:シノダ)
●悪戯めいた風が気まぐれに咲かせた花は美し過ぎた
想像したら情景が美し過ぎて、息をのんでしまった。
★「3分29秒」(作詞:シノダ)
●愛憎、二転三転、グレーゾーン どうかなっちゃいそう
語呂が好き。これもここが歌いたいがためにめっちゃ練習した笑。
★「ステレオジュブナイル」(作詞:シノダ)
●五月蝿い音しか出せないんだって 嫌われるくらいでしか生きられない
●愛せない自分を愛せないまま何年経ったっけ
どうでもいいよな このまま行くよ
本当にここ2年くらいの自分を表しているようで、全然あきらめてない部分をくすぐられて嫌でもあったのだが。でも、この曲でヒトリエにハマったので、向き合って覚えることにした。
かっこよく歌えるように練習中( ゚Д゚)コンナンキイテンノオマエダケー♪
★「電影回帰」(作詞:シノダ)
●電影のソール弾ませて跳んだ 今日も夢浸し
これも美しい。夢浸しっていいな。夢想を漂っているような浮遊感。
★「strawberry」(作詞:シノダ)
●ぼんやりとしていたら はなればなれになってしまうよ
白い靴下みたいに
なぜだか片方だけなくなるこの現象を恋愛に例えているのが良い。なんとも言えない感動に襲われて「うぅぅぅわぁぁぁぁぁぁ」ってなった笑。シノダさんはたびたび自分の語彙を奪っていきます。
★「Quit.」(作詞:シノダ)
●またおかしな事を言い出したと思ったろう
ふざけるなよ、理解られてたまるか
何も知らないくせに 何も知らないくせに 何も、何も
●スピードに魅せられて 燃え尽きてしまえばいいさ
何もかもが過ぎ去ってゆく それでも君は夏を知る
この曲もねぇ…かつていろいろ動き回っていた時期のことを思い出したよ。感傷的な曲が沁みる年齢になってきたなぁ…。
雑すぎる。2024は愛を込めて書けるように音楽と向き合いたいです。
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