【不倫・サレ妻】 第2話 「遊ばれてる?」
廃と交際することになったものの、私の中で遊ばれてるのかな?と感じていた。
なぜなら、LINEで連絡は取るもののそんなに会うわけでもなく、私の家には来ても廃の家には行かせてくれない関係だったから。
会うとすると廃の仕事終わりが深夜か朝になるので、私はキャバクラに入って時間調整をするか、仕事が終わってから連絡がきて、私が起きていたら私の家に来る流れだった。
最初の頃は私もよかったが、昼間も仕事があるので実際一緒にいる時間は数時間。
鍵も勝手に合鍵を持たれている状態。
私も断れない、流されやすい性格だったため合鍵を返してもらったりすることや、都合の良いようにしか使われていないような状況を言えずにいた。
またある日、私の家に泊まりに来た。
その日は仕事を早く終わらせて泊まりに来ると言われ、手料理が食べたいとカレーのリクエストがあった。
私は廃がくるまでに用意をして、深夜にメイクをし準備していた。
深夜1時すぎに連絡がきて、タクシーで向かうとのこと。
家に来たのは1時半過ぎ。
まだ飲みたい気分だからと近くのコンビニに行くことになり、お酒を購入。
そこで私は聞いていない話をカミングアウトされたのだった。