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【知的障害】【登校拒否】こどもも必死なんだな。

こんにちは。 

特別支援学校2年生の息子のはなし。

運動会に登校拒否をして以来、二度目の登校拒否がありました。
前日の夜からの行き渋り。
一晩寝れば気持ちの切り替えができるのでは?と期待しましたが、
今朝、面白いことがありました。

毎朝、スクールバスのバス停まで送るために私は5時半に起きます。
息子は夫と隣の部屋でいつも寝ているのですが、今朝は私が起床したと気づくと起きてきて、ドアを開けて額に手を当てて「たいへんだあ~」と言って再び布団に潜ってしまいました。

「これはコントか?」

いいえ、息子なりの生き渋りの表現です。額に手を当てるのは「熱がある」を表現しています。いわゆる仮病です。今まではそこまでだったのですが、今日は「たいへんだあ~」のセリフ付き(笑)
昨夜からずっと寝ながら頭の中で「行きたくない。行きたくない。」と思っていたのでしょうね。ちゃんと眠れているのかちょっと心配になりました。

先日、放課後デイサービスB事業所に行かなくなった話を書きましたが、その時の行き渋りも「おはよう」を言う前に起きてすぐ「デイいやだ」と言っていました。

いかにしたら、親に自分の気持ちを理解してもらえるか、知的障害があっても考えぬいた行動なんでしょうね。必至だなと思いました。

色々、聞いてみたり提案をしてみましたがどれもアウトで息子の気持ちは「学校休み」一択でした。その代わり、今日はA事業所の日だったのですが、「デイは行く」と言いました。言質取ったぞ、息子よ。動画で。

学校を休む条件として、ゲーム、タブレット、YouTubeを禁止、母と家庭学習をすることを約束させました。
学校を休んでいいと言ってもらえると、息子は大喜び。みるみる元気になり、朝ごはんも「おいしかったです」と普段言わないことを言ったり(笑)
洗濯物を干すお手伝いも積極的にしてくれました。

学校を休むことは悪いことばかりではないな、と感じました。

私は学校やデイに行くと帰宅後はゲームなどを自由にさせていました。
多分それがあまり良くなかったのかもしれないと思っていますが、余暇を息子1人で過ごしてもらえるととても助かるのです。ゲームなどができないとおもちゃをたくさん広げて街を作り、一緒に遊ばないといけなくなります。片付けの際も切り替えができずお互いイライラしてしまいます。
結局、ほとんど私が片付ける羽目になりヘトヘトになってしまいます。

あと以前、B事業所から帰宅後、息子はイライラしていて「ゲームする!」と言って夕食も食べずにストレスを解消するかのようにゲームをしだしました。

この様子を見た後、B事業所から今日の様子の写真や動画が送られてきているのを見ると、息子の目、死んでいました。。。

障がいがあると健常者より疲れやすいのもあるかもしれません。
脳がついていかない、うまく情報を処理できない、理解できない、コミュニケーションがとれない、といったことは年齢が上がり微々たる成長をしていても感じていく大きな壁になっていくのだと思います。
それに気づいていくのも成長の一つだと思うようにしています。

4月から新学期。クラス替え。担任も変わるでしょう。
また、行渋りや登校拒否の波がやってくるかもしれません。

そして不登校になるのかな?
みなさん、行き渋りや不登校の対応はどうされているのでしょうか?
入学前は、不登校になってもデイがあるから大丈夫なんて思っていましたが、息子は手ごわそうです(笑)

こどもも必死なんですね。






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