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こうやってダマサれるんだろうな、お互い。

家庭内でのことです。
でもこうやって知的障害のある息子は洗脳されてダマサれるんだろうな、と感じたり、逆も然りな出来事です。

夫は焼肉好きです。
でも私は体調が良い時しか食べたくない、息子は焼肉に行っても白ご飯しか食べない。肉を噛むのが苦手なのと偏食なのでサイドメニューも食べないです。

だから休みの日の外食は、「焼肉以外で息子が食べられるものがある店」が前提です。

なのに、夫は昨日から焼肉店のある地名を息子に刷り込ませ、その地名を言わせ焼肉に誘導しようとしていました。その地名は息子の好きな沿線の駅名でもありました。行っても何もないのにな?と思っていましたが、今日分かりました。

息子「(地名)」
夫「(地名)行く?焼肉行く?」
息子「うん」

多分「焼肉いく?」は息子の耳には入っていません。

夫「よし行こう」
息子 ウキウキ♪

いざ焼肉店へ。

最初は息子も内装が好みだったので嬉しそうでしたが、食べるものない。退屈になってきた。母からは焼肉が目の前に置かれてる。

(私は焼肉食べる練習と思って小さめの肉をあげていました)

息子焼肉食べて
「おいし〜」
多分好きじゃないけど定型文みたいになってる。

私「おかわりいる?」
息子「ない」(即答)

このやり取りがされる時は社交的に「おいし〜」と言っていると思います。しかも笑顔で。
これやられると誰でも勘違いするだろうなというレベルです。

食べたくない店にあっさり連れて行かれてしまうところ。
相手が喜ぶだろう言葉を発するところ。

息子が一見コミュニケーションを取れているようで、取れていない場面だと思います。

まるでパラレルワールドのよう。


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ホツトケエキ
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