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【料理】捌く、盛り付ける
新年になり、例年であれば親戚も母屋に集まりにぎやかになっているところですが、コロナ禍になり、まだまだ大勢での集まりは控えないといけない雰囲気です。
ただ一組の親戚は毎年3日になると母屋に来られて、手作りの料理を振る舞います。
ただ私の父親が職人肌で、本職ではないのですが日本調理の免許を持っており、うなぎも捌こうと思えば捌ける腕前を持っています。
私は料理は好きですが、和食より洋食、それも肴のあてくらいをたまにつくる程度、また左利きで刃物のたぐいはまったく得意ではありません。
付き出しの盛り付けを見よう見まねで並べてみました。こういう長いお皿のときは余白のバランスが難しく、配置にも気を遣います。
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どうもバランスが悪くなんどか、具材を変えたりして試行錯誤…
母親から、緑がないからじゃないと、
料亭でも使われる正月なのでヒカゲカズラと姫南天の葉をあしらうと
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見た目にも生のみどりがはいると具材も活きてきました!
父親がふぐを冷蔵庫から出し、捌いてみるか?と言われたので、やります!と。
まず皮をはげといわれ、皮剥ぎに挑戦。
これがまず手強い、アドバイスとしては皮を引っ張りながら包丁をすべらすようにだけ。
まず皮が剥げない、次にすぐ切れてしまう。また皮を剥ぐ箇所をさがしながら、また身がぷにぷに柔らかいため少し凍らせていたが時間がかかりすぎて、だんだん溶けてきた。
冷水で洗い流すも、なかなか剥げない。
母親のもうそれくらいでいいんじゃない?という言葉で断念する。
次は薄造りの盛り付けへ、これがまた身がぷにぷにと柔らかいためなかなか包丁が入らず、かつ薄く切るのがとてもむずかしいです!
手本をみせてもらったが、まず右利きのやり方では、やり辛い…
次に左に変えるも、包丁が右利きのためうまく行かない…
母親に見本見せてと言っても、捌いたことがないと、悪戦苦闘。
なんとかかんとか形を取り繕い、お膳を出す。
やはり父親の薄造りとは似て非なるもの、素材がいいので味はいいが食感も均一でないためイマイチ…
なかなか捌くのはむずかしいし、盛り付けもテクニック、コツが必要と思いました。
仕事と一緒で見聞きだけでなくやってみないと、体験しないと見ているだけではわからないものです…
ただ作るのは好きなので、正直楽しいです!